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最新号にも登場したfumiko imano最新個展

fumiko imano『sacre coeur/paris/2017』(2017/2020) © fumiko imano, Courtesy of KOSAKU KANECHIKA
fumiko imano『sacre coeur/paris/2017』(2017/2020) © fumiko imano, Courtesy of KOSAKU KANECHIKA

小誌最新号にも登場した注目のアーティスト・fumiko imano(イマノフミコ)の個展が開催中。東京・天王洲のギャラリー・KOSAKU KANECHIKAにて、2020年11月21日(土)まで。

アーティストのfumiko imano は1974年に生まれ、2〜8歳までブラジル・リオデジャネイロで過ごした。世界的に高い評価を得た自身の作品集『We Oui!』(2017年、Little Big Man Books)はじめ、国内外における展示などで作品を発表し続けている。小誌「ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)」2020年11月号(9/28発売)では、八代目市川染五郎とのコラボレーション企画も話題に。また、「ロエベ(LOEWE)」のコレクタブルブック『Publication』では、2018年春夏コレクションで作品を発表して以降、6シーズン連続で起用されるなど注目の存在だ。

fumiko imano『yo/nyc/2016』(2016/2020) © fumiko imano, Courtesy of KOSAKU KANECHIKA
fumiko imano『yo/nyc/2016』(2016/2020) © fumiko imano, Courtesy of KOSAKU KANECHIKA

fumiko imano『reading under the tree/vevey/switzerland/2018』(2018/2020) © fumiko imano, Courtesy of KOSAKU KANECHIKA
fumiko imano『reading under the tree/vevey/switzerland/2018』(2018/2020) © fumiko imano, Courtesy of KOSAKU KANECHIKA

代表作は、二人のimanoが双子のように写る、フォトモンタージュの「We oui!」シリーズ。その作品は、無邪気でノスタルジックなイメージに仕上げられる一方で、はさみで切ってつなぎ合わせた線によってそれが虚構であるとことをはっきりと物語っている。これは、ブラジルで幼少期を過ごし、イギリス、フランスで生活したimanoによる、アイデンティティについての冷静な洞察から生み出されたものであり、新たな物語のための視覚言語ともいえる。

KOSAKU KANECHIKAで開催中の本展では、16年から海外の各地で撮影された作品や、今年に入ってから自宅の周辺で撮影された作品など、約30点で構成。また、これまでほとんど発表してこなかった、モノクローム写真を赤い糸で縫い付けた作品が展示されることもあり、関心が集まる。

19年10月に続き、本ギャラリーでは2度目の個展となる本展。お見逃しなく!

※掲載情報は10月20日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。

fumiko imano「somehow somewhere sometimes at some place for some reason」
会期/2020年10月17日(土)〜11月21日(土)
会場/KOSAKU KANECHIKA
住所/東京都品川区東品川1-33-10 TERRADA Art Complex 5F
入場料/無料
時間/11:00〜18:00(金曜日は〜20:00)
休廊/日・月、祝
TEL/03-6712-3346
URL/kosakukanechika.com/exhibition/somehow_somewhere_sometimes_at_some_place_for_some_reason/

Text : Manami Abe

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