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世界的アーティスト、ボレマンスとマンダースが美術館で初の二人展@金沢

[参考画像] (左)マーク・マンダース『椅子の上の乾いた像』2011-2015 (右)ミヒャエル・ボレマンス『オートマト(I)』2008 Photo: Peter Cox Courtesy: Zeno X Gallery, Antwerp, Gallery Koyanagi, Tokyo, Tanya Bonakdar Gallery, New York/Los Angeles & David Zwirner
[参考画像] (左)マーク・マンダース『椅子の上の乾いた像』2011-2015 (右)ミヒャエル・ボレマンス『オートマト(I)』2008 Photo: Peter Cox Courtesy: Zeno X Gallery, Antwerp, Gallery Koyanagi, Tokyo, Tanya Bonakdar Gallery, New York/Los Angeles & David Zwirner

ミヒャエル・ボレマンスとマーク・マンダースが、初めて2人だけの作品で空間を構成する展覧会「ダブル・サイレンス」を開催。金沢21世紀美術館にて、2021年2月28日(日)まで。

バロック美術の伝統を受け継ぎ、人間の暗部を絵画作品として描き出すミヒャエル・ボレマンス。「建物としてのセルフ・ポートレイト」をコンセプトに、身体の断片が印象的な彫刻作品をつくるマーク・マンダース。それぞれヨーロッパが誇る芸術の歴史を素地に、現代社会に生きる人間の普遍的価値とは何かと内省を促すような、ユニークな表現で世界に知られるアーティストである。そんな2人による展覧会が、金沢21世紀美術館で開催中だ。

マーク・マンダース『4つの黄色い縦のコンポジション』2017‒2019 Photo: EPW STUDIO Courtesy: Zeno X Gallery, Antwerp & Tanya Bonakdar Gallery, New York
マーク・マンダース『4つの黄色い縦のコンポジション』2017‒2019 Photo: EPW STUDIO Courtesy: Zeno X Gallery, Antwerp & Tanya Bonakdar Gallery, New York

ミヒャエル・ボレマンス『赤い手、 緑の手』2010 Photo: Peter Cox  Courtesy: Zeno X Gallery, Antwerp
ミヒャエル・ボレマンス『赤い手、 緑の手』2010 Photo: Peter Cox Courtesy: Zeno X Gallery, Antwerp

本展は、沈黙や静寂の中で、作品を通して彼ら自身が対話する空間と時間に、人々を誘うというもの。タイトルにある「ダブル」という言葉には、「二つ一緒」や「明らかに異なる局面」、「対を成す」など、多彩な意味が含まれており、いずれも一筋縄ではいかないボレマンスとマンダースの二人展にふさわしい展覧会名になっているようだ。2人の作品で空間を構成する美術館での展覧会は、今回が初。80点余りの作品が、SANAAによる金沢21世紀美術館の建築と呼応する様を、ぜひご覧あれ。

[参考画像](左)ミヒャエル・ボレマンス『枝』2003 (右)マーク・マンダース『縦のコンポジション』2011-2016 Photo: Peter Cox Courtesy: Zeno X Gallery, Antwerp, Gallery Koyanagi, Tokyo, David Zwirner & Tanya Bonakdar Gallery, New York/Los Angeles
[参考画像](左)ミヒャエル・ボレマンス『枝』2003 (右)マーク・マンダース『縦のコンポジション』2011-2016 Photo: Peter Cox Courtesy: Zeno X Gallery, Antwerp, Gallery Koyanagi, Tokyo, David Zwirner & Tanya Bonakdar Gallery, New York/Los Angeles

ミヒャエル・ボレマンス マーク・マンダース
「ダブル・サイレンス」

会期/2020年9月19日(土)〜2021年2月28日(日)
会場/金沢21世紀美術館
住所/金沢市広坂1-2-1
料金/一般 1,200円、大学生 800円、小中高生 400円、65歳以上の方 1,000円(当日券)※本展覧会は日付指定入場制です。
休館/毎週月曜日(ただし9月21日、11月23日、2021年1月11日は開場)、9月23日、11月24日、12月29日~2021年1月1日、1月12日
時間/10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで、1月2日・3日は17:00まで)※観覧券販売は閉場の30分前まで
TEL/076-220-2800
URL/www.kanazawa21.jp/

Text:Akane Naniwa

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