12回目の恵比寿映像祭、テーマは「時間を想像する」
毎年、東京都写真美術館を中心に恵比寿一帯で開催される映像のフェスティバル「恵比寿映像祭」。12回目となる今年は「時間を想像する」がテーマ。今年の見どころとは? 豪華ラインナップ、イベントが盛りだくさんの15日間に注目を。
例年大きな話題を呼ぶ、さまざまな映像表現による作品が集う「恵比寿映像祭」。今年は2月7日(金)より15日間限定で、「時間を想像する」をテーマに開催される。 第12回目となる今年は、スペシャルイベントとして、映像・舞台と幅広く国際的に活躍し、日本を代表するアーティストグループ「ダムタイプ」のメンバーでもある高谷史郎の活動を追ったドキュメンタリー映画が日本初公開。 また本祭初の試みである、日仏会館ギャラリーで発表する新作委嘱作品『Toposcan/Tokyo』にも注目を。東京都写真美術館収蔵の『Toposcan/Ireland 2013』の東京版として、新たに東京が撮影されるという。
そのほか日仏メディアアートのフェスティバル「デジタル・ショック」とのフェスティバル連携・共催企画で、SKYGGE(フランス)と Ai.step(日本)によるAIと人間の関係性についてのトークと、AIを用いた音と映像のライブパフォーマンスが行われる。また、音楽家・渡邊琢磨の初監督映画となる『ECTO』の弦楽アンサンブル生演奏付き上映および、今回のために書き下ろした新作の初演による映画と音楽の新たな関係性を見せる試みなど、パワーアップしたラインナップだ。
そのほか、国内外の注目のアーティストの作品上映や展示、360度全方位の映像体験『ハナビリウム』(恵比寿ガーデンプレイス センター広場)など、多彩なプログラムが満載。公式サイトで詳細をチェックし、この15日間お見逃しなく!
第12回恵比寿映像祭「時間を想像する」
会期/2020年2月7日(金)~2月23日(日・祝)
会場/東京都写真美術館、日仏会館、ザ・ガーデンルーム、恵比寿ガーデンプレイス センター広場、地域連携各所 ほか
入場料/無料、定員制のプログラムは有料
時間/10:00~20:00 ※最終日は18:00まで
休館/月
URL/yebizo.com
text:Akane Naniwa