“食”のアーティスト諏訪綾子展 待望の再開@資生堂ギャラリー | Numero TOKYO
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“食”のアーティスト諏訪綾子展 待望の再開@資生堂ギャラリー

東京・銀座の資生堂ギャラリーにて、新型コロナウイルスの影響を受けて中断されていた「記憶の珍味 諏訪綾子展」が、新たに更新され再開。会期は、2020年8月25日(火)~9月26日(土)まで。

photo:宮原夢画
photo:宮原夢画
フードアーティストの諏訪綾子は、欲望、好奇心、進化をテーマにした食に関する作品をパフォーミングアート、インスタレーションなどの手法で数多く発表。ひとたび味わえば誰もが驚くような、独創的な感覚体験を作り出している。近年は東京・金沢・福岡・シンガポール・パリ・香港・台北・ベルリン・バルセロナなど国内外で「ゲリラレストラン」やダイニング エクスペリエンス「Journey on the table」を開催し、世界的に注目を集めている。

今年1月から3月まで資生堂ギャラリーにて開催予定だった本展(※1)は、新型コロナウイルスの影響を受けて2月いっぱいで中断。諏訪いわく「世界は強制的に止まってしまった」状況のなか、創作の拠点を2月末に山梨の森林地帯へ移転。自然の中に身を置き生活することで、多くの出会いや新たな気づきがあったという。

(※1)ゲリラレストランも出現? 諏訪綾子の「記憶の珍味」展

再開された本展では、森での生活を反映しつつも、前回のテーマでもあった「自然とかかわること、自然をあじわうこと」をさらに深化させ、「自然からのインスピレーション」を体験する機会を提供。


資生堂ギャラリー 8/25~9/26「記憶の珍味 諏訪綾子展 Taste of Reminiscence Delicacies from Nature」at Shiseido Gallery

また、会場の資生堂ギャラリーが入居する東京銀座資生堂ビルの10Fにあるレストラン「ファロ」では、期間限定で展覧会の世界観を体験できるコラボレーションメニューも登場(9月11日〜26日まで)。

本能的な無意識の感覚に訴える、諏訪綾子のめくるめく世界。驚くべき「記憶の珍味」を体験しに、ぜひ足を運んでみては?

※掲載情報は8月21日時点のものです。
開館日時など最新情報は公式サイトをチェックしてください。

「記憶の珍味 諏訪綾子展 Taste of Reminiscence Delicacies from Nature」
会期/2020年8月25日(火)〜9月26日(土)
会場/資生堂ギャラリー
住所/東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1F
開館時間/平日11:00~19:00、日祝11:00~18:00
休館日/毎月
※月が祝日にあたる場合も休館
料金/入場無料
※事前予約制
URL/gallery.shiseido.com

Text : Akiko Kinoshita

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