京都の小川珈琲が東京・桜新町に。「OGAWA COFFEE LABORATORY」オープン
京都で70年続く老舗「小川珈琲」が、フラッグシップショップとして新業態「OGAWA COFFEE LABORATORY(オガワ コーヒー ラボラトリー)」を2020年8月1日(土)桜新町にオープンした。
1952年の創業以来、コーヒーの製造から販売、卸、喫茶店の営業に至るまで、ハイクオリティな“本物”を追求しながら豊かなコーヒー文化を発信してきた小川珈琲。コーヒーがより身近に、手軽に飲めるようになった今、さらなる新しい体験や感動を味わって欲しいとの思いから新店舗を立ち上げた。
東急田園都市線・桜新町駅から徒歩3分、落ち着いた住宅街に構える「OGAWA COFFEE LABORATORY」は、明るい光がたっぷり入るガラスのファサードとナチュラルな木の温もりがモダンな印象。クリエイティブディレクションは南貴之が、建築デザインは関裕介が手がけている。
コーヒー豆は常時21種類取り揃え、毎週入れ替わるトップグレードスペシャルティとして栽培方法・精選方法にこだわった希少銘柄や、各国の品評会で買い付けたコーヒー豆も用意。「蔵」と呼ばれる貯蔵庫で温度管理や品質管理を徹底している。
入店後はメニューのオーダーからコーヒーの提供まで、一人のバリスタが一貫して接客を担当。
この旗艦店のオープンに合わせて、直感的・視覚的にコーヒーを選べる「FLAVOR COMPASS」が描かれたメニュー表が登場。「酸味があるもの」、「軽め」、「しっかり」などバリスタに好みを伝えると豆のセレクトから抽出方法(エスプレッソ、プワオーバー、エアロプレス)、カスタマイズの方法まで提案してくれる。
JLAC(ジャパン ラテアート チャンピオンシップ)優勝経験をもつ衛藤匠吾をはじめ、WLAC(ワールド ラテアート チャンピオンシップ)で世界一に輝いたチーフバリスタの吉川寿子、コーヒー鑑定士の大浦智史など、“京都の珈琲職人”たちが腕を振るう。
コーヒーマティーニをはじめアルコールを使ったメニューもラインナップ。
フードは「MAISON CINQUANTECINQ」や「AELU」などを手がけるシェルシュの丸山智博が監修。適切な火入れで香ばしく仕上がる炭火焼きをコンセプトに、朝食からランチ、カフェ、ディナーとさまざまなシーンで単なるコーヒーショップの域を超えた本格料理が楽しめる。
バナナのクリームと合わせたガトーショコラや、白胡麻のチュイールが隠れたコーヒーソフトなど、コーヒーとの相性抜群なスイーツも。
このほか、自家焙煎機を1時間¥5,000〜で利用できるシェアロースターを備えていたり、WBC(ワールド バリスタ チャンピオンシップ)競技会水準のバリスタトレーニングができるステーションを設けていたりと、これまでに培ってきた情報や知識を共有することですべての人に開かれたコミュニティの場としての役割も担う。
美味しいコーヒーの一歩先にある、新しいコーヒー体験が待っているはず!
OGAWA COFFEE LABORATORY
住所/東京都世田谷区新町3-23-8 エスカリエ桜新町1F
TEL/03-6413-5252
営業時間/7:00~22:00(L.O.21:30)
オープン日/2020年8月1日(土)
www.oc-ogawa.co.jp
Text: Yukiko Shinto