「古典×現代」をテーマに、日本のアートを再発見!
現代美術といにしえの美術を組み合わせ、日本のアートの魅力を新たな視点で発見する展覧会、「古典×現代2020―時空を超える日本のアート」が、国立新美術館(東京・六本木)にて、開催中だ。
時空を超えた作品のコラボレーションにより、日本のアートの魅力を見つめる展覧会「古典×現代2020―時空を超える日本のアート」。本展では、江戸時代以前の名品と、8人の現代作家の作品をペアにして紹介する。例えば、「花鳥画」と写真家の川内倫子、北斎と漫画家のしりあがり寿、乾山とminä perhonenのデザイナー・皆川明など、世界で知られる日本美術の名品と、今の日本を代表するクリエイターたちの組み合わせがユニークだ。
主題や造形の類似はもちろん、先達から得た着想や、誰もが知る名品とそのパロディ、古典作品を取り込んだインスタレーションなど、時空を超えたアートの対話が繰り広げられる。作品総数は、古典・現代合わせて約200点。今日の優れた表現と、今なおわたしたちを惹きつけてやまないいにしえの名品の比較を通じ、単独では見えてこない新たな魅力を発見する機会となりそうだ。会期は8月24日(月)まで。
「古典×現代2020―時空を超える日本のアート」
会期/2020年6月24日(水)〜8月24日(月)
会場/国立新美術館 企画展示室2E
住所/東京都港区六本木7-22-2
入場料/一般 1,700円 大学生 1,100円 高校生 700円 ※事前予約制(日時指定券)。入場にあたってはすでにチケット等を持っている方も、オンラインでの「日時指定観覧券」もしくは「日時指定券(無料)」の予約が必要。詳細は展覧会HPサイトにてご確認を。
休館日/火曜
時間/10:00〜18:00 ※入場は閉館の30分前まで
TEL/03-5777-8600(ハローダイヤル)
展覧会HP/kotengendai.exhibit.jp
Text:Akane Naniwa