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「DOMANI・明日展」から オンライン展が緊急開催

小金沢 健人『433 is 273 for silent prayer』(2020年) ©Koganezawa Takehito
小金沢 健人『433 is 273 for silent prayer』(2020年) ©Koganezawa Takehito

1998年から毎年開催されている「DOMANI・明日展」が、テーマを限定して多世代のアーティストらを紹介する試み「DOMANI・明日展 plus」のオンライン展を開催。2020年7月3日(金)~10月11日(日)まで。

 

文化庁による若手アーティストの育成プロジェクト「新進芸術家海外研修制度(在外研修)」。本プロジェクトに参加したアーティストの成果発表の場として、98年から毎年開催されている「DOMANI・明日展」は長きにわたって注目を集め、本年1月には第22回目の開催を迎えた。

コロナウイルスの影響により、国内外で未曽有の文化的中断を強いられるなか、本プロジェクトに参加したアーティストらが集結してオンライン展覧会の開催が決定。ウェブサイトでは動画作品などが公開され、アーティストコメントからも彼らの想いをうかがい知ることができる。

青山 悟『Everyday Clock』(2020年)参考図版  撮影:青山 彩加 ©Aoyama Satoru, Courtesy of the artist and Mizuma Art Gallery
青山 悟『Everyday Clock』(2020年)参考図版 撮影:青山 彩加 ©Aoyama Satoru, Courtesy of the artist and Mizuma Art Gallery

加藤 翼『Tokyo Loop』(2014年) Filming by GHANI, courtesy of MUJIN-TO Production
加藤 翼『Tokyo Loop』(2014年) Filming by GHANI, courtesy of MUJIN-TO Production

「傷ついた風景の向こうに」とサブタイトルが付けられた本年初頭の「DOMANI・明日 2020」展は、20世紀以降の大きな自然災害や人為的災害の“後”に注目したものだった。しかしこの言葉は、会期中に感染拡大の兆しが見えたコロナウイルスによって襲い来る災害を私たちに強く意識させ、同時に今私たちが災害と災害の“間(あいだ)”に生きていることを意味するものに。そのため、本展では「〈前夜〉を生きる」という想いをサブタイトルに乗せて、参加アーティストらに投げかけられたという。
気鋭のアーティストらが未来に向かって力強く表現した本展。ぜひ、お見逃しなく。

 

※掲載情報は7月8日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。

DOMANI・明日展 plus online 2020 〈前夜〉を生きる
会期/2020年7月3日(金)~10月11日(日)
URL/online.domani-ten.com/(オンライン展)、domani-ten.com/(展覧会公式サイト)

Text: Manami Abe

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