森山大道の大規模個展が開催中 @東京写真美術館 | Numero TOKYO
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森山大道の大規模個展が開催中 @東京写真美術館

『東京ブギウギ』より (2018年) ©Daido Moriyama Photo Foundation
『東京ブギウギ』より (2018年) ©Daido Moriyama Photo Foundation

東京・恵比寿の東京都写真美術館にて、写真家・森山大道の個展「森山大道の東京 ongoing」が開催中。会期は2020年9月22日(火・祝)まで。

『Pretty Woman』より (2017年) ©Daido Moriyama Photo Foundation
『Pretty Woman』より (2017年) ©Daido Moriyama Photo Foundation
日本を代表する写真家・森山大道。1960年代から活動を開始し、スナップショットの名手として知られる。「アレ・ブレ・ボケ」と形容されるその作風は、写真界に衝撃を与え、数々の国際的写真賞を受賞するなど世界の第一線で活躍している。 本展では、「ongoing(オンゴーイング)=進行中、進化し続ける」をテーマに、デビューから55年を経た現在も疾走し続ける森山がレンズを通してとらえ続けてきた街・東京を、カラーとモノクロの最近作を中心に展示。写真界に多大な功績をもたらした写真家に贈られる「ハッセルブラッド国際写真賞(2019年)」受賞後、国内の美術館における初の大規模個展としても注目を集めている。

『Pretty Woman』より (2017年) ©Daido Moriyama Photo Foundation
『Pretty Woman』より (2017年) ©Daido Moriyama Photo Foundation

森山本人が「東京中をうろつく日々こそ、ぼくが写真を撮る意味のすべてなのだと感じる他ない」と語るように、日々愛用のコンパクトデジタルカメラを手に東京の様相を撮り続けた作品が並ぶ。白と黒のコントラストの効いたモノクローム作品で知られる森山だが、イメージを刷新するかのような、カラーによる最近作も紹介。

『Pretty Woman』より (2017年) ©Daido Moriyama Photo Foundation
『Pretty Woman』より (2017年) ©Daido Moriyama Photo Foundation

また、個人写真誌「記録」の最新号からのプリントを展示し、会期中には継続的に展示替えを行うという。“ongoing ”な森山の活動を間近に見ることのできる貴重な機会を、どうぞお見逃しなく!

※掲載情報は6月16日時点のものです。
開館日時など最新情報は公式サイトをチェックしてください。

「森山大道の東京 ongoing」
会期/開催中〜2020年9月22日(火・祝)
会場/東京都写真美術館 3F展示室
住所/東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス
開館時間/10:00〜18:00
※入館は閉館の30分前まで
※木・金の夜間開館(18:00〜20:00)は当面休止
料金/一般¥700、学生¥560、中高生・65歳以上¥350
※小学生以下および都内在住・在学の中学生、障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料
休館日/毎月、8月11日
※8月10日、9月21日は開館
URL/topmuseum.jp

Text : Akiko Kinoshita

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