Art / Post

その頃東京で起こっていたこととは? 「アーリー90’s トーキョー アートスクアッド」展が再開

90年代前半に現れ、現在も国内外で活躍している作家たちに焦点を当て、その時代のアートの実践を可能にしたものが、一体何であったのかを検証する展覧会「アーリー90’s トーキョー アートスクアッド」。アーツ千代田 3331(東京・末広町)にて、6月8日(月)より再スタートする。

会場では、当時路上で繰り広げられたゲリラ的なアクションの記録写真や、東京のメルクマールとなった展覧会などに出品された作品の再展示によって、ホワイトキューブの展示空間に集まることのなかった作品が一堂に公開される。また、本展調査のためにキュレーター・西原珉が行った関係者へのインタビュー記録、「ザ・ギンブラート」や「新宿少年アート」の記録映像のほか、中ザワヒデキ氏が自身の保有する当時の貴重な資料、一般からの資料受付を行う「90 年代資料室@3331 on progress」も展開。さまざまな角度から当時をアーカイビングし再検証する試みとなるだろう。

八谷和彦『視聴覚交換マシン』サイズ可変, ミクストメディア,1993年, 撮影 黒川未来夫
八谷和彦『視聴覚交換マシン』サイズ可変, ミクストメディア,1993年, 撮影 黒川未来夫

曽根裕『19 番目の彼女の足』映像, 1993 年
曽根裕『19 番目の彼女の足』映像, 1993 年

小沢剛『なすび画廊』ミクストメディア, 制作年不明, 撮影 中村政人
小沢剛『なすび画廊』ミクストメディア, 制作年不明, 撮影 中村政人

宇治野宗輝『Love Arm2』100×70×35cm, ミクストメディア,1995 年 ,撮影 松蔭浩之
宇治野宗輝『Love Arm2』100×70×35cm, ミクストメディア,1995 年 ,撮影 松蔭浩之

また再開に先立ち、PV映像も公開中。7月18日(土)、25日(土)には、イベントとして「視聴覚交換マシン」(八谷和彦)の実演も開催される予定だ。

記録と記憶の狭間にゆれる 90 年代という時代にあった若きエネルギーと挑戦、その戦略と葛藤といった不定形のかたちをぜひ目撃してほしい。

アーツ千代田 3331特別企画展
「アーリー90’s トーキョー アートスクアッド」展

会期/2020年6月8日(月)〜年7月26日(日)※会期期間変更
会場/アーツ千代田3331 1階 3331 Gallery/地下1階B111
住所/東京都千代田区外神田6丁目11-14
開館時間/12:00〜19:00(最終入場18:30)
料金/800円、前売り券500円
URL/90s-archive.3331.jp/
※来場前にアーツ千代田 3331のWebサイトやSNS等にて、開場の状況を要確認。

Text:Akane Naniwa

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