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開館!京都市京セラ美術館 「杉本博司 瑠璃の浄土」展

『OPTICKS 008』(2018) © Hiroshi Sugimoto / Courtesy of Gallery Koyanagi
『OPTICKS 008』(2018) © Hiroshi Sugimoto / Courtesy of Gallery Koyanagi

建築家の青木淳らがリニューアル設計を手がけるなど話題の京都市京セラ美術館が、5月26日(火)、ついに開館。こけら落とし展として杉本博司の個展「杉本博司 瑠璃の浄土」が開催される。

 

2020年3月21日に京都市京セラ美術館としてリニューアルオープンを迎える予定だった京都市美術館。新型コロナウイルス感染拡大防止のため延期を余儀なくされていたものの、5月26日(火)に待望の開館を迎える。これに伴って、新しくオープンする新館「東山キューブ」で行われるこけら落とし展「杉本博司 瑠璃の浄土」も開幕。京都の地から思索した作品を多く生み出してきた杉本だが、京都の美術館での大規模展は自身にとって初の試みとなる。

『仏の海(中尊)』(1995)  © Hiroshi Sugimoto / Courtesy of Gallery Koyanagi
『仏の海(中尊)』(1995) © Hiroshi Sugimoto / Courtesy of Gallery Koyanagi

『光学硝子五輪塔 カリブ海、ジャマイカ』(2011/1980) 小田原文化財団蔵  © Hiroshi Sugimoto / Courtesy of Odawara Art Foundation
『光学硝子五輪塔 カリブ海、ジャマイカ』(2011/1980) 小田原文化財団蔵 © Hiroshi Sugimoto / Courtesy of Odawara Art Foundation

『法勝寺瓦』(平安時代末– 鎌倉時代初期) Photo: Yuji Ono
『法勝寺瓦』(平安時代末– 鎌倉時代初期) Photo: Yuji Ono

かつて6つの大寺院があった岡崎の地に立つ同館の再生にあたって杉本は、仮想の寺院の荘厳(しょうごん)を構想。本展では、新たに制作された京都蓮華王院本堂(通称、三十三間堂)中尊の大判写真を含む「仏の海」シリーズや、世界初公開の大判カラー作品「OPTICKS」シリーズなどの大型作品を展示。さらに、「京都」「浄土」「瑠璃ー硝子」にまつわる作品や考古遺物の展示などが行われる。

当面の間は入館制限の下に開催。入館は京都府内在住者に限定され、事前予約制をとる。開幕を待ち望んでいた人も、まずは公式サイトで詳細を確認しよう。

なお、中尊を含む「仏の海」の展示風景は、小誌「ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)」2020年7・8月合併号(5/28発売)の特集企画にて掲載。こちらもあわせてぜひチェックを!

 

※掲載情報は5月29日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。

杉本博司 瑠璃の浄土
会期/2020年5月26日(火)~10月4日(日)
会場/新館 東山キューブ
住所/東京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124
入場料/一般 1500円、大学・高校生 1100円、中学生以下 無料
※京都市内在住または通学の高校生は無料(確認できるものを持参すること)
時間/10:00〜18:00(事前予約制)
休館/月曜日(但し、祝日の場合は開館)
TEL/075-771-4334
URL/kyotocity-kyocera.museum/

Text : Manami Abe

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