吉岡徳仁がデザインしたフェイスシールドを無料公開
世界的な新型コロナウイルスの感染拡大を受け、デザイナーの吉岡徳仁がでも簡単に作ることのできるフェイスシールドを考案。ウェブサイトでテンプレートを無料配布している。
デザインから建築、アートまで、領域を超えた活動で世界的な注目を集めるデザイナー・吉岡徳仁。「東京2020 聖火リレートーチ」のデザインを手掛けたことでも知られており、その素材には、東日本大震災の被災地で役目を終えた復興仮設住宅のアルミニウムが再利用されたことでも話題になった。
その吉岡が、新型コロナウイルスによる世界的な医療物資の不足を受け、フェイスシールド『Easy-to-make FACE SHIELD』を考案し、テンプレートを無料で配布している。使用する材料は透明の硬質塩ビシート(0.2ミリ)1枚のみ。プリントしたテンプレートを重ねてハサミで切った後、メガネに装着するだけで誰でも簡単に作ることができる。
ウェブサイトには「感染症の現場で闘う医療従事者の方々へ、心から感謝と敬意を表します。(中略)少しでも医療従事者の方々のお役に立つことができれば幸いです。」と綴っている。
下記のURLからぜひチェックしてみて。
※掲載情報は4月20日時点のものです。
最新情報は公式サイトをチェックしてください。
Easy-to-make FACE SHIELD
URL/www.tokujin.com/news/
※『Easy-to-make FACE SHIELD』のテンプレート画像を差し替えました(4月20日追記)
Text: Manami Abe