NOSIGNERによるパンデミック 対策情報サイト「PAND AID」
デザインストラテジストの太刀川英輔(たちかわ・えいすけ)が代表を務めるNOSIGNER(ノザイナー)が、パンデミック対策の情報ウェブサイト「PAND AID(パンドエイド)」を2020年4月5日(日)に公開した。
NOSIGNERは、ソーシャルデザイン領域を中心に、数々の画期的なプロジェクトを手がけてきた横浜のデザイン事務所。2011年3月の震災直後に被災地の生活を支援するデザインや飲食料・アイデアを集めたデータベースwiki「OLIVE」を設立したり、東京都が全世帯に配布した防災ブック「東京防災」にアートディレクターとして参画するなど、デザインによる防災・減災の取り組みで注目を集めている。
4月5日(日)、その太刀川とNOSIGNERの有志メンバーらによって、パンデミック対策の情報ウェブサイト「PAND AID」が立ち上げられた。同サイトでは、感染症に関する知識をはじめ、新型コロナウイルスの影響や衛生に関する情報の公開を行っている。また、「ウイルス生存時間ポスター」や「店舗用営業ポスター」など、自宅や店舗などで活用できるポスターデータも無料配付している。
サイトは、運営のNOSIGNERとボランティアよって成り立っており、申請することで誰でも記事編集に参加することが可能。日本語での情報発信が確立次第、8言語に翻訳される予定となっている。
不安な日々が続くけれど、「PAND AID」の情報を活用して正しく備えて。
※掲載情報は4月9日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。
パンデミック対策情報ウェブサイト「PAND AID」
URL/www.pandaid.jp/
Text : Manami Abe