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「ディオール、パリから日本へ」展では、メゾンを継承してきた歴代アーティスティック ディレクターの作品の中でも、日本文化から着想を得た貴重なピースが集結。ガリアーノが2007年春夏オートクチュールで発表した、折り紙のようなパターンのドレスや、マリア・グラツィア・キウリがデザインした桜の枝に止まる一羽の鳥のモチーフが描かれたドレスなど、思わず息を呑むコレクションが取り揃う。
また会場内には、「ディオール」のアトリエも登場。ニュールックの象徴である“バー”ジャケットと“レディ ディオール”バッグ、メゾンの2つのアイコンを制作する職人たちの様子を見ることができる(職人によるデモンストレーションは3月12日(木)をもって終了)。さらに「ディオール」のドレスを纏った上皇后美智子妃のご成婚時の写真やスケッチなど、貴重なアーカイブ資料も展示される。
エキシビションのオーディオガイドの音声は、メンズ初のジャパン アンバサダーに起用された横浜流星と、ウィメンズのジャパン アンバサダーである新木優子が担当。「ディオール」LINE公式アカウントの友だち登録とアンケート回答で、展覧会の優先入場を予約することが可能だ。
メゾンと日本の深いつながりを改めて感じることができる「ディオール、パリから日本へ」。未だ人々の記憶に残る、歴代のドレスや圧倒的なクラフトマンシップを、ぜひ間近で感じて。
DIOR FROM PARIS TO JAPAN 「ディオール、パリから日本へ」
期間/2020年3月1日(日)~3月22日(日)
※併設のギフトショップは3月15日(日)まで
開館時間/百貨店営業時間に準ずる
住所/大阪市北区角田町8-7 阪急うめだ本店 9階 阪急うめだギャラリー・阪急うめだホール
料金/入場無料
URL/https://www.dior.com/ja_jp/「ディオール、パリから日本へ」展/dior-from-paris-to-japan
横浜流星・新木優子がオーディオガイドを担当 「ディオール、パリから日本へ」展が開催
© LAZIZ HAMANI
ディオール(Dior)は2020年3月1日(日)~15日(日)、「ディオール、パリから日本へ」展を阪急うめだ本店で開催。日本文化にインスピレーションを得たオートクチュールのドレスや、様々なアーティストが再解釈した"レディ ディオール"バッグまで、メゾンの貴重なコレクションを堪能することができる。
クリスチャン・ディオールが幼少期を過ごした、仏ノルマンディー地方グランヴィルの邸宅に飾られていた浮世絵。「そこに広がる歌麿と北斎はさながら私のシスティーナ礼拝堂。何時間もそれらをじっくりと眺めていた子どものころの姿が目に浮かびます」と回想録に記したように、ムッシュ ディオールは日本文化に強い関心を抱き、その美意識や職人技術、モダンさに賛辞を送っていたという。
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© BUNGO TSUCHIYA FOR DIOR
Text:Anri Murakami