三菱一号館美術館10周年「画家が見たこども展」 | Numero TOKYO
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三菱一号館美術館10周年「画家が見たこども展」

東京・丸の内の三菱一号館美術館にて、開館10周年を記念した「画家が見たこども展 ゴッホ、ボナール、ヴュイヤール、ドニ、ヴァロットン」が開催される。会期は、2020年2月15日(土)〜6月7日(水)まで。

今年で開館10年目を迎える三菱一号美術館は、明治時代に建てられた旧三菱一号館を復元した美術館として、都市と芸術の関わりにスポットを当てた企画や、建物の特性を生かした展覧会を数多く開催してきた。 開館10周年を記念して開催される本展では、19世紀末パリの前衛芸術家グループ「ナビ派」の画家たちが追求した親密な表現の中から“こども”に焦点を当て、都市生活や近代芸術と“こども”との関係を見つめていく。

フランス南部ル・カネのボナール美術館全面協力のもと、国内外の美術館および三菱一号館美術館の所蔵品から、ボナール、ヴァロットン、ドニ、ヴァイヤールらナビ派を中心とした油彩、版画、素描、挿絵本、写真など約100点を展示する。

会期中は、記念講演や同館主任学芸員のトークイベントも開催。詳細は公式サイトをチェック。ポスト印象派の画家たちが紡いだ、緻密で愛にあふれる“こどもへの眼差し”を、ぜひお見逃しなく!

「開館10周年記念 画家が見たこども展 ゴッホ、ボナール、ヴュイヤール、ドニ、ヴァロットン」
会期/2020年2月15日(土)〜9月22日(火・祝)※会期再延長
会場/三菱一号館美術館
住所/東京都千代田区丸の内2-6-2
開館時間/10:00〜18:00
※入館は閉館の30分前まで
※祝日を除く金、第2水曜、4月6日と会期最終週の平日は21:00まで
料金/一般¥1,700、高校・大学生¥1,000、小・中学生無料
休館日/月
※祝・振休、3月30日、4月6日、4月27日、5月25日、6月1日は開館
URL/mimt.jp

Text : Akiko Kinoshita

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