サンドラ・シントの注目個展 銀座メゾンエルメスで開催 | Numero TOKYO
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サンドラ・シントの注目個展 銀座メゾンエルメスで開催

『Installation view of Encounter of Waters』(2012) © Robert Wade Courtesy of the artist and Tanya Bonakdar Gallery,New York/Los Angeles
『Installation view of Encounter of Waters』(2012) © Robert Wade Courtesy of the artist and Tanya Bonakdar Gallery,New York/Los Angeles

ブラジルのアーティスト、サンドラ・シントによる「コズミック・ガーデン」展が開催される。銀座メゾンエルメス フォーラムにて、2020年2月11日(火・祝)〜5月10日(日)まで。

 

ブラジル・サンパウロ在住のアーティスト、サンドラ・シント。星や結晶、波などをモチーフとしたドローイングを中心に、数多くのインスタレーションを手がけている。1990年代初頭より、アメリカやブラジル、スペインなどで個展を開催し、オリンピック彫刻公園(アメリカ、シアトル)では壁画を制作。日本では、豊田市美術館(2008年)での展覧会や、青森公立大学国際芸術センター青森での滞在制作(2015年)にも参加している。

『Installation view of Sky and Sea to Present』 (Japonisme)(2011) Courtesy of the artist and Tanya Bonakdar Gallery,New York/Los Angeles
『Installation view of Sky and Sea to Present』 (Japonisme)(2011) Courtesy of the artist and Tanya Bonakdar Gallery,New York/Los Angeles

『Cello 2』(2013) Courtesy of the artist and Tanya Bonakdar Gallery,New York/Los Angeles
『Cello 2』(2013) Courtesy of the artist and Tanya Bonakdar Gallery,New York/Los Angeles

このたび、シントによる個展「コズミック・ガーデン」が、銀座メゾンエルメス フォーラムで開催される。本展では、数名のアーティストたちと数日間にわたって共同作業を行い、宇宙を象徴的に表す青のグラデーションを用いたインスタレーションを制作する。シントにとってドローイングとは、人々の体験や記憶、夢を共有する内省的な言語でありながら、時間と向かい合う一つの方法でもあり、また、瞑想や休息をも意味しているという。

「私はアートとは人々が自分自身とつながり、自分という存在を理解する一つの方法だと信じています。そのようにして再発見された自分とは、どこか深甚で神秘的な姿をしているのではないでしょうか」(本展ステイトメントより)

観る者にも自分との対話を促すサントの作品。その目でぜひ確かめて。

 

「コズミック・ガーデン」サンドラ・シント展
会期/2020年2月11日(火・祝)〜5月10日(日)
会場/銀座メゾンエルメス フォーラム
住所/東京都中央区銀座5-4-1 8階
入場料/無料
時間/11:00〜20:00(日曜は19:00まで)
休館/不定休(エルメス銀座店の営業時間に準ずる)
TEL/03-3569-3300
URL/www.hermes.com/jp/ja/story/maison-ginza/forum/200211/

Text : Manami Abe

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