ブラッド・ピット、酒に溺れた日々から救ってくれたのはブラッドリー・クーパー
ブラッド・ピット(Brad Pitt)がアルコール依存症を克服できた背景には、ブラッドリー・クーパー(Bradley Cooper)の助けがあったようだ。
米国映画批評会議賞式典にて、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』での演技で助演男優賞をブラッドリーから授与されたブラッドは、壇上で感謝の意を述べた。 「ブラッドリー、ありがとう。ブラッドリーは彼の娘を寝かしつけてから、このためにここに駆けつけてくれたんだ。この人のおかげで僕はしらふになれた。それ以来毎日幸せだよ」
一方ブラッドは以前、酒に溺れた日々について質問され「自分を傷つけるためにやっていたんだ。逃避だったね」と答えていた。
またブラッドは、後悔する部分はあるものの、過去の間違いに価値を見出せるようになってきたという。「まだ自分を責めてしまいがちだ。誇ることの出来ない過去の選択に対し、自分を真に許す意味で、僕を何らかの英知に導き、学ばせてくれた過去の間違いに価値を見出すべきだと分かってきたよ」「悪いことなしに良いことは起こらなかったということだ。今僕の人生において、そのことを受け入れようとしているところだ。でもどれも故意にそうしたわけではないけどね」
一方ブラッドは、世間は過ちを犯した人々に厳しすぎると感じているそうで「人に対し非常に手厳しい時代に僕たちは生きていると思う。人をすぐ使い捨てするような」「僕たちは、間違うことを大切にしてきた。その次の行動、間違った後でどうするかが、その人を決めるんだ」「僕たちは皆間違いを犯す。でも次のステップはどうだろう?僕たちは、人がその次のステップを踏むまで待たない風潮がある。そのステップこそ、僕は元気づけられるし、面白いと思うんだけど」と続けている。
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