ハッリ・コスキネンのカプセルホテルと「CAFE AALTO」が京都にオープン
フィンランドのプロダクトデザイナー、ハッリ・コスキネンのデザインによるカプセルホテル「MAJA HOTEL KYOTO(マヤ ホテル キョウト)」が、京都・河原町エリアにオープンした。さらに1Fにはフィンランドの「CAFE AALTO(カフェ アアルト)」が日本へ初上陸!
フィンランド語で"小屋"を意味する"MAJA"と名付けられたこのホテルには、三角屋根が可愛らしいデザインの"HUT(ハット)"と呼ばれる大小2サイズのカプセルが連なる。眠るためのスタンダードなサイズ「sleep-in Hut」が40室、立って歩けるラージサイズ「walk-in Hut」が20室揃う。
ハッリ・コスキネンは「ホテルのキーコンセプトは“居心地がよく、暖かい家のような体験を作ること”」とし、「ぬくもりのある木材、柔らかいリネンと機能性の高いライトなどを使う。読書するにはとてもよい空間だと思います」と語っている。たしかに、お籠りしたくなる居心地のよさがある。
そして個室を隔てるロールカーテンのテキスタイルパターンもオリジナルのデザイン。”MAJA KIOTO(マヤ キオト)”と名付けられ、なんとマリメッコが制作している! さらに、ポーチやトートバッグ、クッションカバーが、ホテル内のショップで販売されている。
そして一階には、「CAFE AALTO(カフェ アアルト)」が、ヘルシンキに次ぐ店舗として世界初進出!
こちらは、フィンランドを代表する建築家のアルヴァ・アアルトがデザインしたアカデミア書店内にある「CAFE AALTO」の二号店となる。本店だけにある、アルヴァ・アアルトがデザインした黒いレザーに真鍮フレームの椅子や、大理石や木のテーブルなどをリプロダクトしたものを設置。象徴的な壁のブルーのタイルも、色味を京都店のために微調整して再現されている。
メニューには、フィンランドスタイルのカルダモンが効いたシナモンロールや、京都店オリジナルのコーヒー、伝統料理のサーモンスープなどが楽しめる。朝7時からのオープンなので、朝食もぜひこちらで。
カプセルホテルという枠を超え、快適さとフィンランドデザインのエッセンスが詰まった「MAJA HOTEL KYOTO」。気軽に京都ひとり旅へ、ぜひ、お出かけして!
MAJA HOTEL KYOTO
住所/京都市中京区柳馬場通六角上る槌屋町92
TEL/075-205-5477
URL/maja-hotel.com
宿泊料金/sleep-in hut 2㎡ ¥7,000〜 、walk-in hut 3㎡ ¥8,500〜
CAFE AALTO
営業時間/7:00~22:00、無休
TEL/075-205-5476
Text:Hiromi Mikuni