マーガレット・クアリー、カール・ラガーフェルドからモデルのいろはを伝授された
モデル兼女優のマーガレット・クアリー(Margaret Qualley)は、故カール・ラガーフェルドからクールなモデルの所作を教わったのだという。
クエンティン・タランティーノ監督の最新作『ワンス・アポン・イン・ア・タイム・イン・ハリウッド』にも出演しているマーガレットは、16歳の時にパリで行われたシャネルのショーに出演することになった際は、どのように動けばいいか全く分からなかったという。
マーガレットはグラジア誌でこう振り返る。「パリに一人で行くのも初めてだった。それなのに最初の場所はシャネルだったの。(カールと会う)予約が入っていたから」「それ以前にはモデルのウォーキングなんてしたこともなかったから、どうすればいいのか分からなかった」「それでカールが、クールに見せる肩の落とし方や、手をポケットに入れる細かい動きなんかを教えてくれたの」「私って格好よくないから、レクチャーが必要だったのよ」
そんなマーガレットは最近、シャネルのメティエダールのショーに参加していたが、カールの後任としてクリエイティブ・ディレクターを務めるヴィルジニー・ヴィアールがソフィア・コッポラを起用して創り上げたその衣装やセットに感動したそうだ。
「すごく感動的だった。ココ・シャネルの本物のマンションを見たことがあるけど、それを再現するために素晴らしい仕事がなされていたわ」「ココ・シャネルの部屋で気に入ったのは、ベッドがないってこと。彼女はホテル、リッツ・パリに宿泊していたからね」
さらに、『ワンス・アポン・イン・ア・タイム・イン・ハリウッド』に出演したことについて、こう続けている。「タランティーノ監督の撮影現場を訪れるだけでも緊張したわ。だって彼は間違いなく今いる最高の監督でしょ」「ブラッド・ピットに向かってブラッドって呼ぶこともクレイジーよね。でも監督もブラッドもとても優しかったわ」