エミリア・クラーク、ファンとのセルフィーを禁止に
エミリア・クラーク(Emilia Clarke)がファンとのセルフィーを禁止することにしたようだ。
新作『ラスト・クリスマス』が公開中のエミリアだが、パニック発作に陥り泣いているところに男性ファンから写真を依頼された経験を受け、今後は一切断ることにしたのだという。
エミリアはジェシー・ウェアのポッドキャスト『テーブル・マナーズ』でこう説明する。「空港を歩いていた時、過労が原因でパニック発作が始まったの」「それで泣いていたんだけど、男性が来て『セルフィーを取ってくれない?』と言ってきた。私は『息が吸えないの。ごめんなさい』って言ったわ。それから数か月考えて、『こんな風にやっていくのは無理』って思った」
その一方でファンにサインすることは喜んで続けていくとして、「サインはするわ」「サインする時って相手の人と実際に交流するじゃない。『セルフィー撮らせて、じゃあね』っていうだけのとは違って」「サインだと『名前は何?誰に宛てればいいの?』ってね」「そこから会話が始まって、実際に人と人とのつながりが生まれる。でもセルフィーはたぶん相手にとっても私にとっても良いことはない気がする」と説明した。
以前にくも膜下出血を経験しているエミリアは、2度目に発症した際には「消えてしまいたい」と思ったという当時の辛い胸中を明かしていた。
『ゲーム・オブ・スローンズ』で活躍中だった2011年と2013年に2度くも膜下に襲われながらも、今年になって初めてその事実を告白していたエミリアは、有名人として生活しながらの闘病生活が過酷であったと振り返っていた。
「脳内出血はソーシャルメディアで標的にされるもののまさに具象化という気がする。だって私は人の目を見ることもできなかったし、誰にも私だと気づいて欲しくなかった」「完全に消えてしまいたかった。有名人としての交流のレベルは耐え切れなかったから。私は完全にむき出しで、はかなく、痛みを感じていたんだもの」