47都道府県がテーマ 「着る47展」 @d47 MUSEUM | Numero TOKYO
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47都道府県がテーマ 「着る47展」 @d47 MUSEUM

出展ブランドより、広島県のビーズメーカー・トーホー株式会社が手がける「Tolerance」(写真提供:D&DEPARTMENT PROJECT)
出展ブランドより、広島県のビーズメーカー・トーホー株式会社が手がける「Tolerance」(写真提供:D&DEPARTMENT PROJECT)

東京・渋谷ヒカリエ8階にある、47都道府県をテーマにしたミュージアムd47 MUSEUM(ディ ヨンナナ ミュージアム)にて、「着る47展」が開催中。会期は2020年3月2日(月)まで。

結城紬の技法を今に伝える茨城県の「奥順」(写真提供:D&DEPARTMENT PROJECT)
結城紬の技法を今に伝える茨城県の「奥順」(写真提供:D&DEPARTMENT PROJECT)

「ロングライフデザイン」をテーマに、その土地土地の暮らしや観光を見つめ直すD&DEPARTMENTが展開する、d47 MUSEUM。今回、第26回を迎える企画展「着る47展(きるヨンナナてん)」は、「ファッション」をテーマに47都道府県の衣服、靴、鞄、アクセサリーなどを紹介しながら販売する、注目のマーケット型展覧会。それぞれの土地の産業や伝統工芸、資源などを生かし、現代のリアルな需要に応えるデザインや理念を持った商品を選び抜いて展示する。

靴の産地である東京・浅草発のフットウェアブランド「DOUBLE FOOT WEAR」(写真提供:D&DEPARTMENT PROJECT)
靴の産地である東京・浅草発のフットウェアブランド「DOUBLE FOOT WEAR」(写真提供:D&DEPARTMENT PROJECT)

「ファッション」を通して47都道府県を見てみると、織り・染め・縫製など、その土地で長く続いてきた伝統技術や産業をはじめ、革や竹など、その土地ならではの素材を生かしたものづくりや、気候風土から生まれる形や柄の様式、世界に注目される素材や技術の開発まで、さまざまな“その土地らしさ”が存在することに気づかされる。

富山県小矢部市の山ウェアブランド「CanRuler」(写真提供:D&DEPARTMENT PROJECT)
富山県小矢部市の山ウェアブランド「CanRuler」(写真提供:D&DEPARTMENT PROJECT)

日本各地のものづくりの現場を通して、新しい視点からファッションのあり方を捉え直す本展の試み。そこから紡ぎ出される各地の魅力を体験しに、ぜひ足を運んでみては?

「47都道府県をファッションで『着る47展』」

会期/開催中〜2020年3月2日(月)

会場/d47 MUSEUM

住所/東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8階

開館時間/11:00~20:00
※入場は閉館30分前まで

※12月31日は18:00まで
料金/無料

休館日/1月1日

URL/www.d47museum.com


Text : Akiko Kinoshita

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