ナオミ・キャンベル、英ファッション・アワードでファッション・アイコン賞受賞
ナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)が 今年のファッション・アワードでファッション・アイコン賞に輝いた。12月2日(月)、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールにて開催された式典で、ナオミはジョニー・アイブから賞を受け取り、感極まった様子を見せていた。
涙を浮かべながら、「非現実的な経験ね。この賞を受賞する初めての有色女性だって知らされたの。だから私のスタイルアイコン達を挙げさせてもらう。グレイス・ジョーンズ、ジョセフィン・ベイカー、アーサ・キット、ドニエール・ルナ、ベサン・ハーディソン、ナオミ・シムズ、ドロシー・ダンドリッジ、ダイアナ・ロス、ダイアン・キャロル、ジャネット・ジャクソン、ティナ・ターナー。
他にもまだまだいるけど、私の道を開いてくれたこと、世代をインスパイアしてくれたことに感謝している」とナオミは話し、実の母、ヴァレリーについて、「一人の力で私を育ててくれたあなたが私の母であり父です」と感謝の気持ちを述べていた。
今年の同式典はボッテガ・ヴェネタが席巻し、ブランド・オブ・ザ・イヤーを始めクリエイティブ・ディレクターのダニエル・リーがデザイナー・オブ・ザ・イヤー、ブリティッシュ・デザイナー・オブ・ザ・イヤー(ウィメンズウェア部門)、アクセサリー・オブ・ザ・イヤーの栄冠に輝いた。
さらに、リアーナが自身のブランド、フェンティでアーバン・リュクス部門を制し、アレキサンダー・マックイーンのサラ・バートンがトレイルブレイザー賞、ジョルジオ・アルマーニが特別功労賞を受賞したほか、今年2月に亡くなったカール・ラガーフェルドにも特別な追悼が捧げられていた。