スパイス・ガールズ、アデルをステージに呼ばなかったワケ | Numero TOKYO
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スパイス・ガールズ、アデルをステージに呼ばなかったワケ

©Bang Media International
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スパイス・ガールズが再結成ツアーへのアデル出演を断っていたようだ。今年、ヴィクトリア・ベッカム抜きで再結成ツアーを行った同グループは、6月にロンドンのウェンブリー・スタジアムで行われた公演最終日、ライブを鑑賞に来ていたアデルをステージに迎え入れることも可能だったというが、自分たちのファンでもあるアデルの歌唱力にはかなわないことを懸念し、そのチャンスを断っていたようだ。

メル・Cはザ・サン紙にこう話す。「アデルがステージで『トゥー・ビカム・ワン』を一緒にやりたがっていたって噂は聞いたわ。でも私たちは断ったの。だってアデルと一緒に歌いたい人なんていないでしょ?」 一方、そのツアー終了以来、新たなツアー日程は発表されていないものの、メルは将来的には世界ツアーをやることも願っていると心境を明かす。「私はもっとショーをやりたいわ。この前のツアーはすごく多くの人達に気に入ってもらえたし、私たちには世界中にファンがいるからね」「それに東南アジアとか南米、オーストラリアとか、行ったことのない場所にもファンがたくさんいるもの」

そしてファッションデザイナーとして現在は活躍中のヴィクトリアは、2012年のロンドンオリンピック閉会式で再結成した時、ひどく緊張していたため、今回のツアーに参加しなかったことも納得できたと続ける。「彼女はあの時すごく緊張してた。オリンピックスタジアムの時、とにかく不安がっていたの。でもそれってよくわかるわ。だって彼女の生活はすごく変わったし、(ファッション事業に)すごく努力してきたんだもの」

「全然違う業界で彼女は大物になってるわけでしょ。そんな彼女が歌の世界に戻ってきてパフォーマンスをするなんて、すごく怖いことだわ」「そこまで緊張してしまうと、パフォーマンスから得られる喜びをも上回ってしまうことになる。だったら参加したくなくなるのも分かる」

しかし、世界的に有名なイギリスの音楽フェスティバル、グラストンベリー・フェスティバルに出演するようなことになれば、ヴィクトリアも戻って来るだろうとして、「間違いないと思うわ。戻って来るわ。グラストンベリーはすごく出たがっているから。現実としては、私たちが話を持ち掛けられたことがないというだけ」と話した。

 

Photo: bangshowbiz

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