オリビア・ニュートン=ジョン、『グリース』の衣装がオークションに出品
映画『グリース』でオリビア・ニュートン=ジョン(Olivia Newton-John)が着ていた衣装がオークションに出品される。
ジョン・トラボルタとオリビアが主演した1978年公開の同作からタイトパンツと黒のレザージャケット、更にはオリビア自身の私服も今週末ロサンゼルスにてオークションにかけられる予定だ。
主催のジュリアンズ・オークションズの専務マーティン・ノラン氏はニューヨーク・ポスト紙のページ・シックス欄に「オリビアが数週間前に着たところ、未だぴったりでした」と話す。
また、同衣装は落札予想価格26万ドル(約2800万円)がつけられているが、オリビア本人はそれ以上を期待しているそうで、「オリビアは100万ドルに達すると思っていますよ。本当にアイコニックなものですし、私も驚きはしません」とノラン氏は続けていた。
今回、オリビアは『グリース』からの衣装も合わせ500点ほどのアイテムをオークションに放出、同作の役名サンディが刺繍されたピンクのカスタムジャケットは、当時クランクアップした際にキャストとクルーから贈られたもので、落札予想価格は2000ドル(約22万円)から4000ドル(約43万円)となっている。
ノラン氏はこう明かしている。「全てはオリビア・ニュートン=ジョンから直接出品されたものです」「手放すことは彼女にとってカタルシスであり、全てを流すということです。これらのアイテムを本人がずっと保管し、大切にしていたのです」
同オークションは今月1日(金)、2日(土)に開催、売り上げの一部はオーストラリアにあるニュートン=ジョンがん研究センターに寄付される。現在71歳のオリビアは、自身もがんを克服した経験を持ち、その後乳がんや様々な健康問題に関して積極的な活動を行っている。