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鈴木康広『ファスナーの船』 期間限定運航!@隅田川

「隅田川 森羅万象 墨に夢」/「ふねと水辺のアートプロジェクト」(2018年)
「隅田川 森羅万象 墨に夢」/「ふねと水辺のアートプロジェクト」(2018年)

昨年、東京・隅田川での航行が大きな話題を呼んだ『ファスナーの船』。アーティスト・鈴木康広が「瀬戸内国際芸術祭」(2010年)で発表した作品が、隅田川仕様になって今年も運航決定! 期間は2019年11月2日(土)〜10日(日)まで。

「隅田川 森羅万象 墨に夢」/「ふねと水辺のアートプロジェクト」(2018年)
「隅田川 森羅万象 墨に夢」/「ふねと水辺のアートプロジェクト」(2018年)

現在、4カ月にわたり開催されているアートプロジェクト「隅田川 森羅万象 墨に夢」。その注目企画の一つとして期間限定で運航される『ファスナーの船』は、都市の境界線である川をファスナーの形をした船が往復することで、あたかもファスナーを開けるかのように水面を開き対岸をつなげていく。誰もが釘付けになるであろうフォトジェニックなそのフォルム。見慣れた日常の風景に斬新な切り口を与え、ユーモラスな見立ての力でアート作品を発表している鈴木康広らしい作品だ。

「隅田川 森羅万象 墨に夢」/「ふねと水辺のアートプロジェクト」(2018年)
「隅田川 森羅万象 墨に夢」/「ふねと水辺のアートプロジェクト」(2018年)

鈴木は、2014年に水戸芸術館、2017年に箱根 彫刻の森美術館にて個展を開催。武蔵野美術大学空間演出デザイン学科准教授、東京大学先端科学技術研究センター客員研究員としても活動している。2015年には「2014毎日デザイン賞」を受賞。作品集に 『まばたきとはばたき』、『近所の地球』(青幻舎)など、多彩な活動を展開している。

飛行機の窓から見下ろした船をファスナーに見間違えたことをきっかけに着想を得たという本作品。小誌『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2019年6月号「アーティストたちと海」でも紹介したその姿を目の当たりにできる絶好のチャンス! この機会にぜひ、『ファスナーの船』が開いていく川面の眺めを体験してみてはいかが?

「ファスナーの船」航行予定
期間/2019年11月2日(土)~10日(日)
会場/隅田川(吾妻橋~桜橋)
時間/12:00~14:00
URL/mabataki.com

Text : Akiko Kinoshita

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