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写真家・市田小百合が撮影した シャネルが愛したアパルトマン

photo: Sayuri Ichida
photo: Sayuri Ichida

シャネル(CHANEL)による「マドモアゼル プリヴェ展 ‒ ガブリエル シャネルの世界へ」の関連企画として、フォトグラファー市田小百合による写真展「L’APPARTMENT DE MADEMOISELLE」が、東京・天王洲のIMA galleryで開催中。会期は、2019年12月1日(日)まで。


小誌10月号でもインタビューを掲載した、注目のフォトグラファー市田小百合。彼女は現在ニューヨークを拠点に活躍し、JAPAN PHOTO AWARD受賞(2016年)、Fotofilmic18入選(2018年)ほか国内外で注⽬を集める才能だ。

(参考記事)写真家 市田小百合インタビュー「しなやかに羽ばたく“折れない魂”」

ロンドン・ソウル・⾹港・上海と世界を巡回し、現在東京で開催中の「マドモアゼル プリヴェ展 ‒ ガブリエル シャネルの世界へ」。同展のタイトルにも掲げられた、ガブリエル・シャネルが愛したパリのアパルトマンを市田が訪問し、写真に収めた。

photo: Sayuri Ichida
photo: Sayuri Ichida

現在もパリ・カンボン通り31番地に遺されているガブリエル・シャネルのアパルトマンには、彼女のインスピレーションの源でもあったインテリアや調度品が、⽣前と変わらぬ状態で保存されている。シャネルのキーカラーである黒、白、ベージュ、赤、ゴールドの5色を基調とした部屋の中に、彼女の星座でもあった獅子座を象徴するライオンの置物や彼女のラッキーナンバーである「5」や「19」などをモチーフにしたものや、中国や日本のほか、さまざまな国から取り寄せた豪奢な家具がちりばめられ、類いまれなる美意識を持った彼女が何を⼤切にしてきたかを読み解くことができる。

photo: Sayuri Ichida
photo: Sayuri Ichida

20 世紀以降の女性たちのライフスタイルの基礎を作り上げ、数々のクリエイションを⽣み出したこの場所と、世紀のデザイナーを⾒守った宝物たちが息づくさまを美しいビジュアルで捉えた本作は、歴史的な観点から⾒ても価値のあるものとなっている。ファッション愛好家からアートや写真に関心の高い方々まで、幅広い層に向けてガブリエル・シャネルの世界観の原点を紹介する展示となっている。
 

photo: Sayuri Ichida
photo: Sayuri Ichida

同じく天王洲エリアで開催中の「マドモアゼル プリヴェ展」と合わせて、ぜひ足を運んでみたい!

「L’APPARTMENT DE MADEMOISELLE」展
会期/2019年10月19日(土)~12月1日(日)
会場/IMA gallery
住所/東京都品川区東品川2-2-43 T33ビル1F
開館時間/11:00~20:00
料金/無料
休館日/会期中無休
URL/imaonline.jp

「マドモアゼル プリヴェ展 ーガブリエル シャネルの世界へ」
numero.jp/news

Text : Akiko Kinoshita

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