イズマイル・バリー展「みえないかかわり」 @銀座メゾンエルメス | Numero TOKYO
Art / Post

イズマイル・バリー展「みえないかかわり」 @銀座メゾンエルメス

『Gesture #3』(2018年)  © Isabelle Arthuis, Courtesy of Fondation Hermès
『Gesture #3』(2018年) © Isabelle Arthuis, Courtesy of Fondation Hermès

銀座メゾンエルメス フォーラムで、アーティストのイズマイル・バリーによる個展が開催される。2019年10月18日(金)〜2020年1月13日(月・祝)まで。

チュニジア・チュニス生まれのアーティスト、イズマイル・バリーは、2000年代の終わりから、フランス・パリとチュニスを拠点に活動を続けている。映像を中心にドローイングやサウンドなど、多様な表現方法で作品を制作。日本では、「KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭」(2019年)や「第10回恵比寿映像祭」(18年)などに参加し、「ロッテルダム国際映画祭」(17年)や「トロント国際映画祭」(16年)などの映画祭にも招待されている。

『Gesture #1』(2018年) © Isabelle Arthuis, Courtesy of Fondation Hermès
『Gesture #1』(2018年) © Isabelle Arthuis, Courtesy of Fondation Hermès

『Apparition』(2019年) © Ismaïl Bahri, Courtesy of the artist
『Apparition』(2019年) © Ismaïl Bahri, Courtesy of the artist

本展「みえないかかわり」では、新作の映像を中心に、インスタレーションやオブジェ、ドローイングなど、異なる形式の作品で構成。いずれの作品も、光の知覚実験を試みたものとなっており、ガラスブロックで構成された銀座メゾンエルメスの建築が、出現しては消滅する外の世界をとらえる光学装置へと変貌を遂げる。

なお、本展は、エルメス財団のギャラリー「ラ・ヴェリエール」(ブリュッセル)で開催されたイズマイル・バリーの展覧会(18年)で試みた実験的なアプローチを継続する形で展開。ぜひ、会場に足を運んで、その目で確かめてみて。

「みえないかかわり」 イズマイル・バリー展
会期/2019年10月18日(金)〜2020年1月13日(月・祝)
会場/銀座メゾンエルメス フォーラム
住所/東京都中央区銀座5-4-1 8階
入場料/無料
時間/月〜土曜日は11:00〜20:00、日曜日は11:00〜19:00
※12月12日〜25日は11:00〜16:30
休館/不定休(年末年始はエルメス銀座店の営業時間に準ずる)
TEL/03-3569-3300
URL/www.hermes.com/jp/ja/story/maison-ginza/

Text : Manami Abe

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