Fashion / Post
「マドモアゼル プリヴェ」――パリのカンボン通り31番地、ガブリエル・シャネルのクリエイションスタジオの入り口に掲げられた言葉。時代を超えて輝く彼女のクリエイションとプライベート(プリヴェ)な息づかいをその響きに託し、めくるめく体験へと私たちを誘う展覧会が、ついに東京へと上陸を果たす。待っているのは、ファッション/ビューティ/ハイジュエリーからなる3つの世界。メゾンのエスプリを時代とともに体現し、コレクションのたびに鮮やかな刷新を果たしてきたオートクチュール。
1921年の誕生以来、色褪せることのない華やかな香りで人々を魅了してきたフレグランス「シャネル N°5」。
「マドモアゼル プリヴェ展 ーガブリエル シャネルの世界へ」
シャネルの創造の源をひもとき、時代を超えた輝きに迫る冒険の旅へ──。ガブリエル・シャネルが生み出したファッション/ビューティ/ハイジュエリー、3つのラグジュアリーを巡る展覧会が、いよいよ東京にて幕を開ける。(『ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)』2019年11月号掲載)
ガブリエル・シャネル、パリ・カンボン通り31番地に位置する彼女のアパルトマンにて。©︎ Mike Dulmen ©︎ DR-CHANEL
2019/20秋冬オートクチュール・コレクションより。
バカラ社製の「シャネル N°5」限定クリスタルボトル(パトリモアンヌ・コレクションより)。
そして、ガブリエル・シャネルによって32年にデザインされた「Bijoux de Diamants(ダイヤモンド ジュエリー)」の復刻版をはじめとする珠玉のハイジュエリーコレクション。
「コメット」ブローチ。ハイジュエリーコレクション「Bijoux de Diamants」(1932年)の復刻版シリーズより。
「コンステラシオン デュ リオン」ネックレス。ハイジュエリーコレクション(2012年)より。
伝説とともに語られるクリエイションのプロセスから、深遠なるサヴォアフェール(唯一無二の技巧や独創的なノウハウ)の美学、悦楽を極めたラグジュアリーな輝きまでが、世界4都市を経て、東京だけの特別な会場デザインの下に結集する。「マドモアゼル プリヴェ」の言葉に誘(いざな)われ、いざ、シャネルの創造性をひもとく究極の体験へ!
展覧会のキーヴィジュアル。
「MADEMOISELLE PRIVÉ TOKYO ― ガブリエル シャネルの世界へ」
会期/2019年10月19日(土)〜12月1日(日)
会場/B&C HALL(天王洲アイル)
住所/東京都品川区東品川2-1-3
https://mademoiselleprive.chanel.jp
Photo : CHANEL Edit & Text : Keita Fukasawa