“メイド・イン・ジャパン” なバスキア展、ついに開幕!
ジャン=ミシェル・バスキアによる日本初の大規模展が開催中。東京・六本木ヒルズ森タワー52階の森アーツセンターギャラリーにて、11月17日(日)まで。
わずか10年の活動期間に、3000点を超すドローイングと1000点以上の絵画作品を残したアメリカ人アーティスト、ジャン=ミシェル・バスキア。20世紀のモダニズム美術の流れをふまえ、ジャズやヒップホップ、アフリカの民族や人種問題などを扱った作品で知られている。その作品は、1988年に27歳でこの世を去った彼の短い人生を物語るかのように強烈なエネルギーであふれ、世界中のアートやファッション、カルチャーに大きな影響力を及ぼしてきた。
日本で初めての大規模展「バスキア展 メイド・イン・ジャパン」では、バスキアが日本から影響を受けた作品を中心に展示。個展やグループ展のためにたびたび来日していたバスキアは、『Yen』のようにバブル景気を迎えた80年代の日本の世相を反映したモチーフやひらがなを取り入れた作品を制作している。
世界各地から集めた130点におよぶ絵画やオブジェ、ドローイングのほか、立体作品や映像作品までもが一挙に集結するこの機会。どうぞお見逃しなく!
バスキア展 メイド・イン・ジャパン
会期/2019年9月21日(土)〜11月17日(日)
会場/森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)
住所/東京都港区六本木6-10-1
入場料/一般 2100円、高校・大学生 1600円、小・中学生 1100円
時間/10:00〜20:00
休館/9月24日(火)
TEL/03-5777-8600(ハローダイヤル)
URL/www.basquiat.tokyo/
Text : Manami Abe