マドンナ、コンサート客のスマホ使用を禁止へ
マドンナ(Madonna)はロンドン公演で観客のスマートフォン使用を禁止する方向のようだ。
2019年2月からロンドン・パラディウムで常設公演を予定しているマドンナだが、間もなくアメリカで始まる「マダムX」ツアーからその新ルールを取り入れる可能性もありそうだ。
観客は会場に入る際、ヨンダー社による鍵付きのポーチにスマホを入れることを求められ、公演中も所持はしていられるものの、その鍵は指定のエリアでのみ開けられる仕組みとなっている。
チケット購入者に贈られたメールにはこう書かれている。「携帯電話、スマートウオッチ、スマホ用品、カメラ、録音機器の公演中の使用は認められません」
そんなマドンナは、高度な舞台設備が理由でツアーの開幕を延期していた。自らは完璧主義者と名乗るマドンナは、最高にユニークで夢のような音楽的体験を届けるのに必要な時間を少なく見積もりすぎていたとして、一部日程の変更を告知していた。
今回マドンナが予定しているスマホ使用制限は、過去にジャック・ホワイトやアリシア・キーズも取り入れたことがあるもので、同じような手法こそ取っていないものの、ビヨンセやアデルもその瞬間を楽しむことに集中すべきだとして、コンサート中にスマホ使用を批判していたことがある。
ビヨンセはイタリア公演中、撮影している観客に、「あなた、私をビデオカメラで撮るの止めてくれるかしら。だって私は実際にここにいるわけだから。カメラを通してじゃなく、現実で楽しんでくれる?」と直接訴えていた。
Photo: bangshowbiz