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Culture Art

第6回六本木クロッシング開催!今年のテーマは「つながり」

竹川宣彰『猫オリンピック:開会式』(部分)2017年 陶製人形、木、鉄、陶製タイル95×421.3×302 cm展示風景:「猫オリンピック:トラジロウの思い出」オオタファインアーツ(上海)2017年 Courtesy: Ota Fine Arts, Tokyo 撮影:ボヨン・ドロン
竹川宣彰『猫オリンピック:開会式』(部分)2017年 陶製人形、木、鉄、陶製タイル95×421.3×302 cm展示風景:「猫オリンピック:トラジロウの思い出」オオタファインアーツ(上海)2017年 Courtesy: Ota Fine Arts, Tokyo 撮影:ボヨン・ドロン

東京・六本木にある森美術館が、3年に一度日本の現代アートシーンを紹介することを目的に開催する「六本木クロッシング」。70〜80年代生まれの若手アーティストを中心に、作品を通じて現在の日本における「つながり」に向き合う。2019年5月26日(日)まで開催。

2004年より開催され、今年で6回目となるシリーズ展「六本木クロッシング」。初の試みとして、3人のキュレーターによる共同キュレーションで行われる今年のテーマは「つないでみる」だ。

林千歩『人工的な恋人と本当の愛-Artificial Lover &True Love-』2016/2019年 ミクスト・メディア・インスタレーション サイズ可変 ビデオ:4分30秒 音楽:渋谷慶一郎 作詞:渋谷慶一郎、林千歩 歌:林千歩
林千歩『人工的な恋人と本当の愛-Artificial Lover &True Love-』2016/2019年 ミクスト・メディア・インスタレーション サイズ可変 ビデオ:4分30秒 音楽:渋谷慶一郎 作詞:渋谷慶一郎、林千歩 歌:林千歩

情報通信技術などテクノロジーによって便利になる一方、例えばSNSでは同調や共感を助長するあまり閉鎖的なコミュニティを生み出してしまうなど、さまざまな問題も浮かび上がっている現代。こうしたなか、「テクノロジーをつかってみる」、「社会を観察してみる」、「ふたつをつないでみる」といった3つのキーワードから、アートを通じて「つながり」に向き合う。

飯川雄大『デコレータークラブ―ピンクの猫の小林さん―』2017年 木材、蛍光塗料 400×540 cm 展示風景:「ゲンビどこでも企画公募2017」広島市現代美術館
飯川雄大『デコレータークラブ―ピンクの猫の小林さん―』2017年 木材、蛍光塗料 400×540 cm 展示風景:「ゲンビどこでも企画公募2017」広島市現代美術館

本展は、1970〜80年代生まれを中心としたアーティスト25組が参加。
森永邦彦が率いるファッションブランドのアンリアレイジは、東京大学の川原研究所とコラボレーションし、人の体温で形状が変化する低沸点液体を使った新しい服のありかたを提案。

アンリアレイジ 『A LIVE UN LIVE』 2019年 ミクスト・メディア・インスタレーション 展示風景:「六本木クロッシング2019展:つないでみる」森美術館(東京)
アンリアレイジ 『A LIVE UN LIVE』 2019年 ミクスト・メディア・インスタレーション 展示風景:「六本木クロッシング2019展:つないでみる」森美術館(東京)

竹川宣彰の『猫オリンピック:閉会式』は、猫たちが無邪気にスポーツの祭典に興じるようすを通じて、東京オリンピックに沸く現代日本を違う視点から見せる。不法投棄されたゴミなどを組み合わせて神々しいオブジェをつくる万代洋輔など、思いもよらないものをつなげてみることで新しい視点や、これまでにない価値をつくり出す作品も注目だ。

万代洋輔『無題』(「蓋の穴」シリーズより) 2018年 Cプリント
万代洋輔『無題』(「蓋の穴」シリーズより) 2018年 Cプリント

現代アートシーンのみならず、日本の今に向き合う有意義な機会になりそう。今年のラインナップも見逃せない!

森美術館15周年記念展
「六本木クロッシング2019展:つないでみる」

会期/2019年2月9日(土)~ 5月26日(日)
会場/森美術館
住所/東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階
時間/10:00~22:00(最終入館 21:30)
※火曜日のみ17:00まで(最終入館 16:30)
※4月30日(火)は22:00まで(最終入館 21:30)
※「六本木アートナイト2019」開催に伴い、5月25日(土)は翌朝6:00まで(最終入館 5:30)
料金/一般1,800円、学生(高校・大学生)1,200円、子供(4歳~中学生)600円、シニア(65歳以上)1,500円
TEL/03-5777-8600(ハローダイヤル)
URL/www.mori.art.museum

Text:Akane Naniwa

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