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国内最大級、現代アートの祭典 「あいちトリエンナーレ」開幕

吉開奈央『Grand Bouquet』(2019年) ©︎ 吉開奈央
吉開奈央『Grand Bouquet』(2019年) ©︎ 吉開奈央

3年に一度の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」が、2019年8月1日(木)〜10月14日(月・祝)まで開催される。ジャーナリストの津田大介を芸術監督に迎え、「情の時代」をテーマに愛知県美術館を含む愛知芸術文化センターを中心とする名古屋市、豊田市各所にて最先端の現代美術作品を展示する。

今年で4回目を迎え、現代美術、映像プログラム、音楽プログラム、パフォーミングアーツ、ラーニングとさまざまな分野において来場者の感性を刺激する「あいちトリエンナーレ2019」。国際現代美術展では、ウーゴ・ロンディノーネ、岩崎貴宏、エキソニモ、加藤翼、高嶺格、ミリアム・カーンら、国内外の66組の作品を展示。芸術監督の意向を受けて、参加アーティストの男女比を半々にし、ジェンダー平等を実現したことでも注目を集めている。
映像プログラムでは、アレハンドロ・ホドロフスキーの最新作をはじめ、国内外の14組の映像作品を上映する。

ジェームス・ブライドル『ドローン・シャドー002』(2012年)イスタンブール(トルコ)
ジェームス・ブライドル『ドローン・シャドー002』(2012年)イスタンブール(トルコ)

美術と音楽の垣根を越えた音楽プログラム「あいちトリエンナーレ2019 MUSIC & ARTS FESTIVAL」には、サカナクションや純烈など、ロックやポップスなどのポピュラーミュージックを新たなプログラムとして加え、ライブパフォーマンスを通してその魅力を伝える。

パフォーミングアーツでは、国内外の先鋭的な演劇などの作品を、愛知県芸術劇場を中心に名古屋市内及び豊田市内で14演目上演。参加アーティストによるレクチャー形式のパフォーマンス、オーディションや参加型プロジェクトも実施される。

和田唯奈(しんかぞく)『Empty and Poke』(2018年) Photo: Hideto Nagatsuka
和田唯奈(しんかぞく)『Empty and Poke』(2018年) Photo: Hideto Nagatsuka

来場者の相互的な学びの場を目指した活動、ラーニングでは、アート・プレイグラウンドを複数会場にて展開。各会場にテーマを設け、来場者の創造性や主体性に着目したプログラムを用意。参加アーティストが県内の学校へ出向き、児童・生徒とともにダンボールを使った作品制作を探求し、公園のような空間を作り出していく。そこでは、思いきり体を動かして遊ぶだけでなく、その場を形作る一員になることで創作活動に参加することができる。

本展には、Numero.jpブロガーのサエボーグも参加。今回初の演劇的インスタレーションとして披露するのは、“きもかわいい”動物キャラクターたちが生息する遊戯空間。その独自世界をぜひ体験してみてはいかが。

サエボーグ『Pigpen movie』(2016年) Photo: Takeo Hibino
サエボーグ『Pigpen movie』(2016年) Photo: Takeo Hibino

参加アーティストや各展示会場の詳細など、まずは公式サイトをチェックしてみよう!

「あいちトリエンナーレ2019」
会期/2019年8月1日(木)〜2019年10月14日(月・祝)
会場/愛知芸術文化センター
名古屋市美術館
名古屋市内のまちなか(四間道・円頓寺)
豊田市(豊田市美術館および豊田市駅周辺)
URL/aichitriennale.jp

Text : Akiko Kinoshita

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