ビヨンセ、音楽アドバイザーとの30年近い関係が終了へ
ビヨンセ(Beyoncé)が28年間自身の音楽アドバイザーを務めた女性と袂を分かつ。
その女性テレサ・ラバーベラ・ホワイツさんはビヨンセが僅か9歳の時に初めて出会い、デスティニー・チャイルドが結成される前に11歳のビヨンセのアドバイザーとして契約が始まっていた。その後ホワイツさんはブリトニー・スピアーズとの仕事で一時離れるも、最新作の『ザ・ライオン・キング:ザ・ギフト』も含め長きに渡ってビヨンセの音楽に携わってきた。
ショービズ411によると、今回の関係解消はビヨンセが代表を務めるレーベル、パークウッド・エンターテインメントに新しく共同最高執行責任者としてスティーヴ・パモン氏が就任後、2人の間に「商業と芸術」のバランスに関して相違が出たことが理由とされているが、ビヨンセの広報は現在コメントを控えている状態だ。
一方、7月19日発売の待望の新作『ザ・ライオン・キング:ザ・ギフト』は8月9日に日本での公開を控え、ビヨンセ本人が主役ナラの声をあてたディズニー映画『ライオン・キング』実写版にちなんだものだが、同映画のオリジナルサウンドトラックとは別物となっていて、夫ジェイ・Z、共演者のチャイルディッシュ・ガンビーノことドナルド・グローバー、ケンドリック・ラマー、ファレル・ウィリアムス、ウィズキッドと豪華ゲストが参加、さらには7歳になる娘のブルー・アイビーちゃんも『ブラウン・スキン・ガール』の作曲クレジットに名を連ねている。
また、同新作はビヨンセにとって「アフリカへの恋文」だそうで、「(音楽に関して)アフリカから最高の才能が生まれたことを確認したかった。ただそこの場所の音を使い私が解釈するといった類のものじゃなく、アフリカの音楽に関する美を忠実に表現しようと思ったの」と本人はABCニュースに語ってもいた。