クリスチャン・ボルタンスキー、日本では過去最大規模の回顧展スタート | Numero TOKYO
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クリスチャン・ボルタンスキー、日本では過去最大規模の回顧展スタート

『ミステリオス』 2017 / ビデオプロジェクション(HD、約12 時間)、3 面のスクリーン / 作家蔵  © Christian Boltanski / ADAGP, Paris, 2019, Photo © Angelika Markul
『ミステリオス』 2017 / ビデオプロジェクション(HD、約12 時間)、3 面のスクリーン / 作家蔵 © Christian Boltanski / ADAGP, Paris, 2019, Photo © Angelika Markul

現代のフランスを代表するアーティスト、クリスチャン・ボルタンスキーの日本では過去最大規模の回顧展が、東京・六本木の国立新美術館にて開催。50年の活動を見せる、待望の展覧会は9月2日(月)まで!

日本でもこれまで、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」や「瀬戸内国際芸術祭」に参加し、その名をよく知られるクリスチャン・ボルタンスキー。集団や個人の記憶、そして宗教や死を主題として作品を制作し、多岐にわたる表現をしてきたアーティストだ。

「展覧会をひとつの作品のように見せる」と語っているボルタンスキー。本展では、初期作から最新作までを時代順に紹介するのではなく、ひとつの大きなインスタレーションとして構成されるという。

『黄昏』 2015 / ソケット、電球、電気コード / 作家蔵  © Christian Boltanski / ADAGP, Paris, 2019, © Oude Kerk, Amsterdam, Photo by Gert Jan Van Rooij
『黄昏』 2015 / ソケット、電球、電気コード / 作家蔵 © Christian Boltanski / ADAGP, Paris, 2019, © Oude Kerk, Amsterdam, Photo by Gert Jan Van Rooij

50年にわたる彼の様々な試みを振り返る、日本では過去最大規模の展覧会となる。この機会をぜひお見逃しなく。

『ミステリオス』(展示風景)2017 / ビデオプロジェクション(HD、約12時間)、3面のスクリーン / 作家蔵  © Christian Boltanski / ADAGP, Paris, 2019, Courtesy Power Station of Art, Shanghai, Photo by Jiang Wenyi
『ミステリオス』(展示風景)2017 / ビデオプロジェクション(HD、約12時間)、3面のスクリーン / 作家蔵 © Christian Boltanski / ADAGP, Paris, 2019, Courtesy Power Station of Art, Shanghai, Photo by Jiang Wenyi

「クリスチャン・ボルタンスキー —Lifetime」
会期/2019年6月12日(水)〜9月2日(月)
会場/国立新美術館 企画展示室2E
住所/東京都港区六本木7-22-2
時間/10:00〜18:00 ※6月の金・土は20:00まで、7・8月の金・土は21:00まで(入場は閉館30分前まで)
休館/火
料金/一般¥1,600、大学生¥1,200、高校生¥800、中学生以下無料
TEL/03-5777-8600(ハローダイヤル)
URL/boltanski2019.exhibit.jp

Text:Akane Naniwa

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