5年ぶりの来日、リー・ミンウェイ個展「The Tourist」
台湾出身のアーティスト、リー・ミンウェイによる個展が東京・六本木にあるペロタン東京にて開催中。日本での作品発表は、2014年の森美術館(東京)での個展以来だ。
台湾出身で、現在はニューヨークやパリを拠点に活動を行うアーティスト、リー・ミンウェイ。人の交流における親密性を深く考察したプラクティスで知られ、日常の中で繰り広げられる人間の交流を強調し、空間を生み出すことで他の人にも体験可能にさせるのが特徴だ。代表作に、衣類を繕いながら会話をする『The Mending Project』や、共用の空間で夢を見る『The Sleeping Project』などがある。
世界各都市にスペースを持つペロタンとの初のコラボーレションで、日本ではおよそ5年ぶりの作品発表を、現在ペロタン東京にて開催中だ。
本展では、Moma(ニューヨーク)を含む複数の美術館で発表してきた、旅をテーマとした作品『The Tourist』を、数々のアイテムと映像にて紹介。そのツアー内容は参加してからのお楽しみ。
リー・ミンウェイ「The Tourist」
会期/2019年5月15日(水)〜6月26日(水)
会場/ペロタン東京
住所/東京都港区六本木6-6-9
時間/17:00〜20:00
TEL/03-6721-0687
URL/www.perrotin.com/
Text:Akane Naniwa