右脳・左脳を意識しながらアート鑑賞! @ サントリー美術館 | Numero TOKYO
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右脳・左脳を意識しながらアート鑑賞! @ サントリー美術館

佐藤オオキ率いるデザインオフィスのnendoと、東京・六本木にあるサントリー美術館が企画・展示デザインを共同で手がけ、日本美術を紹介する展覧会が開催。右脳と左脳を意識した美術鑑賞とは?

今年50周年を迎えるサントリー芸術財団が運営するサントリー美術館と、佐藤オオキが代表を務めるデザインオフィスのnendoが共同で企画・展示デザインを手がける「information or inspiration? 左脳と右脳でたのしむ日本の美」が、4月27日(土)よりスタート。

菊蒔絵煙草盆 江戸時代後期 19世紀 サントリー美術館 Photo: 岩崎寛  Tobacco tray with design of chrysanthemums Late Edo period, 19th century, Suntory Museum of Art, Photo: Iwasaki Hiroshi
菊蒔絵煙草盆 江戸時代後期 19世紀 サントリー美術館 Photo: 岩崎寛 Tobacco tray with design of chrysanthemums Late Edo period, 19th century, Suntory Museum of Art, Photo: Iwasaki Hiroshi

「information」と「inspiration」の2つの展示空間の狭間に作品を配置し、1つの展覧会のようで2つの楽しみ方ができる構成となる本展。
美術作品を前にした時、作品の背景にある製作過程や作者の想いなどを知ることで生まれる感動「information(左脳的感動)」と、理由もなく心を揺さぶられる感動「inspiration(右脳的感動)」の2種類の感動があると仮定し、このコンセプトをもとに厳選されたサントリー美術館の所蔵作品27点を展示するといったものだ。

さらにnendo によって製作された映像作品「uncovered skies」も公開。「四季」をテーマに、こちらも「information」的要素と、「inspiration」的要素を兼ね揃えた作品になるという。なお部数限定のオフィシャルブックも発行される。

藍色ちろり 江戸時代中期 18世紀 サントリー美術館 Photo: 岩崎寛  Indigo-blue saké ewer Mid Edo period, 18th century, Suntory Museum of Art, Photo: Iwasaki Hiroshi
藍色ちろり 江戸時代中期 18世紀 サントリー美術館 Photo: 岩崎寛 Indigo-blue saké ewer Mid Edo period, 18th century, Suntory Museum of Art, Photo: Iwasaki Hiroshi

右脳・左脳の働き方を意識しながら見るアートには、どんな発見があるだろうか? 新しい美術鑑賞を体験してみて!

「サントリー芸術財団50周年
nendo × Suntory Museum of Art
information or inspiration? 左脳と右脳でたのしむ日本の美」

会期/2019年4月27日(土)~6月2日(日)
会場/サントリー美術館
住所/東京都港区赤坂9-7-4東京ミッドタウン ガレリア3階
時間/10:00~18:00(金・土は10:00~20:00)※4月28日(日)~5月2日(木・休)、5月5日(日・祝)は20時まで開館 ※5月25日(土)は六本木アートナイトのため24時まで開館 ※いずれも入館は閉館の30分前まで
入場料/一般1,300円、大学・高校生1,000円
TEL/03-3479-8600
URL/suntory.jp/SMA/

Text:Akane Naniwa

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