セリーヌ・ディオン「レディー・ガガのレガシーはショービジネスの枠を超える」
セリーヌ・ディオン(Céline Dion)がタイム誌が発表した「2019年世界で最も影響力のある100人」の1人に選ばれたレディー・ガガ(Lady Gaga)に「レガシーはショービジネスをはるかに超えたところへ届く」といった熱い選評を寄せている。
セリーヌは、音楽のみならず、映画『アリー/スター誕生』で女優としての成功も記憶に新しいガガについて「私はレディー・ガガが大好きです。世界で最も素晴らしい声の持ち主の1人だと思います。力強くて説得力があり、情熱的で繊細な声です」「彼女は、史上最も発明的なアーティストの1人であると断言できるでしょう」
「彼女の芸術表現には、ルールや境界がありません」「お馴染みの風変りなスタイルで初めて登場した時、批判の声など気にしませんでした」「彼女は個性を重んじるメッセージが、自身の内なる強さを表現するものだと理解しながら自らの鼓動に従ってつき進んでいます」と称える。
セリーヌはまた、ガガのLGBTQコミュニティーやいじめの被害者に対する支援に言及し、「彼女のさらに素晴らしい点は、社会にパワフルな影響をもたらしているところです。ファンたちにも同じように、誰がなんと言おうと自身の信条のために立ち向かうようメッセージを送っています」
「そうすることにより、自分を信じる強さと自信をファンに与えているのです。それが、彼女の留まるところを知らないLGBTQコミュニティーへの支援であろう、いじめ撲滅運動であろうが、レディー・ガガの声は、必要とされているところで響くのです」と語る。
またセリーヌは、ガガの功績に関しては「彼女は素晴らしいミュージシャンであり、作曲家、パフォーマーである上に、『アリー/スター誕生』では目を見張る演技を見せてくれました。しかし彼女のレガシーは、ショービジネスをはるかに超えたところまで届きます。これからも世界中で世代を超えて人々に愛と自由をインスパイアし続けることでしょう」と続けている。
同リストでは、テイラー・スウィフトにはショーン・メンデスが、ミシェル・オバマ氏にはビヨンセがといったように、スター達が選評を執筆している。