ジェイ・Z、全米黒人地位向上協会のアワードで特別賞
ジェイ・Zが全米黒人地位向上協会(NAACP)主催のイメージ・アワードにてプレジデント賞を受賞した。
3月30日(土)の式典では、自分の人生に現れた美しい女性たちにこの賞を捧げるとしている。
ハリウッドのドルビー・シアターにて、真っ白なドレスを纏ったビヨンセが見守る中、妻、母グロリア・カーター、そして祖母のハッティー・ホワイトに感謝の意を表したジェイは、同協会のプレジデントのデリック・ジョンソンからはアメリカの文化構造を変えたと称賛されると、「控えめで親切心を持ったプレジデント(大統領)からの引用」で始めたいとジョークを飛ばし、「(トランプじゃなく)ドナルド・グローバーについてさ」とフォローしていた。
そして第16代米大統領について言及し、「エイブラハム・リンカーンはこう言った。『何歳まで生きたかではなく如何に生きたかだ』と。それはまさに俺の美しき祖母を表していて、この賞はあなたハッテイー・ホワイトに捧げたい」「彼女は自分の人生を全うし、たくさんの事を達成し、それでいて最高のとても辛抱強い母親として、7人の子供を育て上げた。ブルックリンのレキシントンで俺の人生は始まった。彼女の子供が子供を産み俺たちは全員同じ家で育った。一つ屋根の下でさ」と続けていた。
ちなみに、そのハッティーの毎週の給料はたった20ドルだったそうで、「問題なかったわ。あの頃は20ドルで十分賄えたの」と最近言われたとジェイは明かしてもいた。
そして、ジェイは母親グロリアを称えると共に「自分の家にいた強き女性たちから自分は何だってできるんだと教えられて育った。この賞をその美しき女性たちに捧げたい」と締めていた。
一方、ビヨンセも今回の式典でエンターテイナー・オブ・ザ・イヤーを受賞、受賞スピーチではレブロン・ジェームズ、レジーナ・キング、チャドウィック・ボーズマン、ライアン・クーグラーらの功績に称賛を送り、「あなたたちに仲間入りして、この活気あるコミュニティの一員となることができて名誉だわ。NACPPありがとう」と括っていた。
そして映画『ブラックパンサー』はライアンが監督と脚本部門、チャドウィックが俳優部門をそれぞれ制し、他にもアウトスタンディング・ブレイクスルー・パフォーマンス賞にレティーシャ・ライト、助演俳優部門ではマイケル・B・ジョーダン、ダナイ・グリラが選出、更にはキャスト賞、サウンドトラック賞の栄誉にも輝いていた。
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