ジュリアン・ムーア、『ある女流作家の罪と罰』の降板理由とは | Numero TOKYO
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ジュリアン・ムーア、『ある女流作家の罪と罰』の降板理由とは

©Bang Media International
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ジュリアン・ムーア(Julianne Moore)はファット・スーツを理由に『ある女流作家の罪と罰』から解雇されたそうだ。

同作に出演したリチャード・E・グラントによると、メリッサ・マッカ―シーが演じた、原作者でもあるリー・イスラエル役に元々キャスティングされていたジュリアンは、ファット・スーツや付け鼻を着用したかったそうだが、脚本家のニコール・ホロフセナーはそれを許可しなかったという。 リーの友人ジャックを演じたリチャードは、ロンドンで開催されたイベント「アドバタイジング・ウィーク・ヨーロッパ」の場で、こう話している。 「ジュリアン・ムーアはリー・イスラエルを演じるにあたって、ファット・スーツと付け鼻を使用したかったんだ。でもニコール・ホロフセナーが『そんなことしなくていい』って言ったんだ」

一方、ジュリアン本人は最近、同作の降板についてホロフセナーが自分の役作りを気に入らず、リー役について異なったアイデアを持っていたこともあり、解雇されたと明かしていた。またジュリアンは15歳の時のヨーグルト売り場でのアルバイト以来となる解雇で精神的に辛すぎるとして、完成した本作をまだ鑑賞していないものの、メリッサのことは尊敬しており、劇中の演技にも太鼓判を押していた。

『ある女流作家の罪と罰』はアカデミー賞でメリッサの主演女優賞をはじめ、リチャードの助演男優賞、脚色賞などにノミネートされたが、受賞には至らなかった。

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Photo: bangshowbiz

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