ゼンデイヤ参加のトミー・ヒルフィガーのショー、モデルの多様性が話題に
ゼンデイヤ(Zendaya)とトミー・ヒルフィガー(Tommy Hilfiger)によるファッションショーが、多様なサイズの黒人モデルのみで構成されていたことで話題を呼んでいる。3月2日(土)シャンゼリゼ劇場で開催されたパリ・ファッションウィークにて初披露となった「トミーxゼンデイヤ」2019春コレクションはサイズ4から24までを揃えアメリカの伝統とゼンデイヤの自信や楽観性がブレンドされたランウェイとなっていた。
舞台裏でゼンデイヤは米版エル誌にこう話す。「今自分がいる立ち位置を可能にしてくれた女性たちにインスパイアされたショーにしたいと思っている。このショーを通して彼女らにただありがとうと言いたかったの」「私はトミーに『私たちが一緒にショーをするなら、こんな風にしたいって』って言ったわ。そしたら、トミーは『いいよ、それで行こう』って。彼は本気だった。ご覧の通り」 今回の2人のショーでは18歳から70歳までの59人の黒人モデルが採用され、1970年代のディスコをイメージしたステージの締めには煌びやかなボディスーツに虹色ストライプのブレザーを纏った歌手のグレイス・ジョーンズが登場し会場を沸かせていた。また、同ショーにはウィニー・ハーロウ、ジャニス・ディローン、デブラ・ショー、ジョーダン・ダン、ビバリー・ジョンソン、ヴェロニカ・ウェブらが登場し彩りを添えていた。
ショー終了後、ゼンデイヤは、「まだショック状態。今回のショーはあまりに感動的でだった。言葉が出ないわ。トミー・ヒルフィガーに大感謝」と喜びのツイートを残している。
また、以前ゼンデイヤは今回のコレクション制作にあたって、自分のあらゆる創造力を駆使する自由をトミーから与えられたと明かしてもいた。
「最初今回の企画について持ち掛けられた時、トミー自身が私と直接話し合いたいと思っているって言われたの。で、電話越しに話したら、君は好きなだけ創造力を働かせてくれって」「コンセプトから服自体、そしてパッケージのフォントに至るまで全権を任せるって。だからたくさんのアイデアが盛り込まれた企画書を自分で持ち込んだ時は天にも昇る気持ちだった。世界中のサポートを受けつつ自分のやり方を貫く許可をもらったんだから」
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