ヒグチユウコ大規模個展! “サーカス”をテーマに世田谷文学館で開催
2019年1月19日(土)より3月31日(日)まで、世田谷文学館にて「ヒグチユウコ展CIRCUS[サーカス]」が開催される。猫や少女、キノコ、不思議な生き物たちを描く画家ヒグチユウコの作品が、500点以上展示される初めての大規模な個展となる。その後、全国を巡回予定。
繊細なタッチで不思議な世界を描き続ける人気アーティスト、ヒグチユウコ。絵本や、グッチのレザーバッグ、ラデュレとのマカロンボックスなど、様々なコラボアイテムでも注目を集めている。 彼女にとって、初となる大規模個展「ヒグチユウコ展CIRCUS[サーカス]」では、絵本原画をはじめ、コラボ作品や書籍の装画や自身のブランドグッズの絵など500点を超える作品が展示される。”サーカス”をテーマにした会場にはサーカステントが出現し、ヒグチユウコが作り出したキャラクターたちが、映像や、ぬいぐるみ作家の今井昌代による立体造形となって現れる。
そして6年ぶりとなる画集『CIRCUS』(¥3,200 グラフィック社)も展覧会開催に合わせて発売。224ページという大ボリュームで、歌人・穂村弘によるヒグチユウコ作品についての書き下ろし原稿が掲載。さらに会場では、カバーの異なる展覧会限定バージョンが発売される。限定版には一般流通版の「卑怯な蝙蝠」にかわって夢野久作原作の短編を描き下ろしたビジュアルストーリー「きのこ会議」が収録。
そのほかグッズ販売も楽しみの一つ。ポストカードはもちろん、ヒグチユウコ愛用のホルベインのペンセットなどのステーショナリーから、Tシャツやピアス、ブローチ、マグカップやグラスなど多彩にラインナップ。さらにキャラクターたちのカプセルトイも登場する!
また、ヒグチユウコの世界観をより豊かに膨らませるイベントも開催。ネオクラシックデュオ「黒色すみれ」とダンサー・史椛穂による閉館後のナイトミュージアムイベントや、バルーンアートワークショップ、ヒグチユウコのライブドローイング中継と共に行われる「黒色すみれ」コンサートなど。
約20年の間に描かれたヒグチユウコ作品の全貌を知ることができる貴重な個展。サーカスのように楽しくも幻想的な空間で、作品の魅力を存分に楽しんで。
ヒグチユウコ展 CIRCUS[サーカス]
期間/2019年1月19日(土)〜3月31日(日) ※月曜休館(祝日の場合、翌火曜休館)
時間/10:00〜18:00 ※最終入場時間17:30、ショップ開店時間は10:00〜17:30
場所/世田谷文学館2階展示室
住所/東京都世田谷区南烏山1‐10‐10
TEL/03-5374-9111
URL/www.setabun.or.jp
観覧料/一般 ¥800(640)、65歳以上・大学・高校生 ¥600(480)、障碍者手帳をお持ちの方¥400(320)、中学生以下無料
※()内は20名以上の団体割引料金
※1月25日(金)は65歳以上無料
※ローソンチケットでは前売券を販売(TEL 0570‐000‐777/Lコード:34408/世田谷文学館では取り扱いなし)
※本展後、全国にも巡回予定
ヒグチユウコ展 CIRCUS[サーカス]
URL/higuchiyuko-circus.jp
Text:Hiromi Mikuni