ゾーイ・クラヴィッツ、人種のステレオタイプを打ち破りたい
ゾーイ・クラヴィッツ(Zoë Kravitz)は、自身とは異なる人種の女性のために書かれた役を選ぶようにしているという。
『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』でリタ・ストレンジ役を演じたゾーイは、多文化の家系を誇りにしており、人種のステレオタイプを基に描かれた役の数々に疑問を抱いている。 ゾーイは英版マリー・クレール誌に、こう話している。 「私は白人と黒人の両方のルーツを意識しているわ。私の両親は、ユダヤ人とアフリカ系アメリカ人の両方の血をひいているの」「ご存知のとおり、両方のグループは過去に大いなる苦労を経験したわ。だから彼らの文化に繋がっていることを誇りに思う」「人種アイデンティティーと付き合ってゆくには、誰も肌の色であなたを判断することはできないということを常に心に留めておくこと」 「私はステレオタイプに疑問を投げかけ続ける。そして、自分とは違う人種の人のために書かれた役を探す」「その物語に共感することが出来れば、その役にも共感できる。そうして人々が医者や弁護士のイメージを変えることが出来たらなと思う。タトゥーを入れた黒人女性が弁護士になっちゃいけないなんてルールはどこにもないわ」
一方でゾーイは、以前は街でファンに写真を撮られて嬉しく思ったこともあったが、今はプライベートの時間を大切にしたいと話している。
「境界線に関する最大の問題は、私が人々に認識されて常に写真を撮られること。初めは、興奮したし人気の証拠だと思ったので、誰にも応えたわ」「でも仕事をしていないときは仕事をしていないと気が付いた」「ノーと言うのは難しいけど、写真を撮られたくない時だってある」
「また今は、友人や家族といる時間がとても貴重で私のメンタルヘルスに必要なの。だからそのエネルギーを彼らに注ぎたい」「正しいバランスを探っているの、でもスーパーに買い物に行くとか普通のことをすることはとても大切。普通の人間でいられる時間をとるようにしているだけよ」
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