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フィンランドを代表する現代美術作家のマリタ・リウリア。その活動は多岐にわたり、メディアアートや絵画、写真、ステージパフォーマンス、短編映画、書籍、ゲームなど、時代に即したさまざまな表現方法を試みてきた。これまでに50カ国以上で作品が展示され、権威ある賞を多数受賞するなど、全世界的に注目を集めるアーティストだ。
15年ぶりに日本で大規模開催 マリタ・リウリアの新作個展
フィンランドの現代美術作家、マリタ・リウリア(Marita Liulia)による個展が開催される。東京・南青山のスパイラルガーデンにて、2019年1月5日(土)〜17日(木)まで。
Marita Liulia 『Tokyo-series: Spell』(2018)
Marita Liulia 『Black Planets』(2015)
Marita Liulia 『Lampedusa』(2015)
マリタ・リウリア Photo:Arto Forsblom
本個展「Golden Age」は、2016年にフィンランド郊外の美術館で開催された大規模個展をもとに、新作を加えて構成。黒い溶岩の顔料と、金を主とした絵の具で描き出される絵画作品には、難民問題や自然災害、異常気象、環境汚染といった現代世界の様相が表現されているという。
唯一無二の世界感を確立し、フィンランドの現代美術界で第一線を走り続けるマリタ・リウリア。日本での個展は15年ぶりとなるこの機会、ぜひお見逃しなく。
マリタ・リウリア展「Golden Age」
会期/2019年1月5日(土)〜17日(木)
会場/スパイラルガーデン
住所/東京都港区南青山5-6-23 スパイラル1F
入場料/無料
時間/11:00〜20:00
休館日/会期中無休
TEL/03-3498-1171(スパイラル代表)
URL/www.spiral.co.jp/topics/spiral-garden/marita
Text : Manami Abe