Art / Post
Blockhead Stacks」と題された本展は、マルティネズの日本初となる記念すべき個展。今回もスカルをモチーフに、彼独特の線や色遣いが探求されている。
エディ・マルティネズ展 日本初開催@ペロタン東京
『BH Stack #10 (Positive Earth)』details, 2018 © Eddie Martinez; Courtesy of the artist, Perrotin, and Mitchell-Innes & Nash, New York Photo: JSP Art Photography
ブルックリンを拠点に活動するアーティスト、エディ・マルティネズ(Eddie Martinez)の日本初となる個展「Blockhead Stacks」が六本木のギャラリー、ペロタン東京にて、2019年2月17日まで開催されている。
エディ・マルティネズは1977年アメリカ生まれ、ブルックリンを拠点に活動するアーティスト。彼のアートキャリアはほとんど独学によるものでその独創的な世界観で高い評価を受けている。そんな彼の得意なモチーフはスカルだ。これまで彼はガムの包み紙やティッシュなど、型にはまらない素材を用いてスカルを描いてきた。
『BH Stack #10 (Positive Earth)』2018.
© Eddie Martinez; Courtesy of the artist, Perrotin, and Mitchell-Innes & Nash, New York. JSP Art Photography.
スタジオで制作中のエディ・マルティネズ Photo credit Charlie Rubin
また、ペインティングの前に描かれるドローイングも見どころのひとつ。その画面から、彼の創作と思考のプロセスが伝わってくる。注目のアーティストでありながら、マルティネズのスカル作品を鑑賞できる機会はまだ多くはない。この貴重な機会をお見逃しなく!
「Blockhead Stacks」
会期/2018年12月20日(木)~2019年1月23日(水)
会場/ペロタン東京
住所/東京都港区六本木6-6-9 ピラミデビル1F
入場料/無料
時間/11:00~19:00
TEL/03-6721-0687
URL/www.perrotin.com
Text : Ryoji Sugawara