故エイミー・ワインハウスのホログラムツアーが開催

2011年に27歳の若さで他界したエイミーの管理財団はBASEホログラム社と共同でエイミーの姿をホログラムで再現し、ライブバンドとバックシンガーと共にデジタル・リマスターされたヒット曲の数々を披露するという。

エイミーの父ミッチ・ワインハウスは今回の企画についてこう話す。「私たちにとってこれは夢のような話です。娘がパフォーマンスする姿をまた目にすることが出来るという気持ちは、言葉で表現することもできません」「娘の音楽は何百万という人々の心に触れました。こうして革新的で画期的な方法で彼女が遺したものが伝え続けられていくというのは大きな意味があります」

2019年秋から開始予定のこのツアーからの収益金は、エイミー・ワインハウス基金に寄付される。

一方でホログラムを手掛けるBASE社のマーティ・チューダー氏は、このツアーが基金の活動を通じて人助けができるだけでなく、エイミーの素晴らしい歌声をファンに届けることが出来るのを誇りに思うとコメントした。

これまでには2012年には2パックがコーチェラ・フェスティバルに、2014年にはマイケル・ジャクソンがビルボード・ミュージック・アワードで『スレイヴ・トゥ・ザ・リズム』のステージでホログラムとして再び姿を見せていた。