サラ・ジェシカ・パーカー、キム・キャトラルなしの『SATC』はありえない
サラ・ジェシカ・パーカー(Sarah Jessica Parker)は、『セックス・アンド・ザ・シティ』の新作にはキム・キャトラル(Kim Cattrall)が不可欠だと考えているようだ。
世界的に大ヒットしたTVシリーズや2本の映画と変わらぬメインキャストを揃え、新作映画の企画が進んでいたものの、キムの多すぎる要求にワーナー・ブラザースが答えられなかったことが理由と言われながらキムが降板したことにより、2017年9月に製作中止が決定していた。
そのニュースを受け、キムはそのような要望をしたことはないと否定し、サラがもう少し良い態度を取ってくれても良かったとコメントしたことで、2人の間に問題があるのではないかという噂が立つに至った。
しかし今回、キムの演じていたサマンサ役を別の女優が演じるのではないかと噂されていることについて、サラはその選択肢はないとインスタグラムのコメント欄でで断言した。
あるファンから「あなたは私のヒーローです。もしサマンサ役のキムが興味を持っていないようなら、彼女のことを外してファン待望の3作目を進めてください」とコメントされたサラは、「彼女なしの映画は想像できない」と回答していた。
また企画が中止され、サラをはじめ、シャーロット・ヨーク役のクリスティン・デイヴィスやミランダ・ホップス役のシンシア・ニクソンといったメインキャストらはがっかりしているものの、サラは主演女優が4人ともキャリアのある白人女性だということにふれ、新しい映画の可能性についてこうも語っていた。
「登場人物の多様性が欠けるから、今この映画を作ることはできないわ。個人的にも不自然だと感じると思う」「もしまた6話を作ったとしても、昔と同じ考えがこの街には当てはまらないということを認識する必要があったでしょう。そうでなければ現実から離れた世代に見えてしまうから。でも全く違うタイプの4人の女性がそれぞれのかたちでニューヨークで生活しているのを見るのは面白いかもしれないわ。その線で掘り下げる価値はあるけど、同じものにはならないでしょうね」
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