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Culture Art

バイオアートで現代に迫る!「2018年のフランケンシュタイン」

これまで「Numero TOKYO」でも、アートの最先端領域として注目してきた「バイオアート」。その芸術潮流の騎手として注目される国内外のアーティストの作品を紹介する展覧会が、東京・表参道「GYRE」3Fにあるギャラリー、EYE OF GYREにて開催中。

小説「フランケンシュタイン」が発表されて、今年でなんと200年。
物語の中で描かれた、科学者が生物の断片をつなぎ合わせて生み出した怪物は、その後何百という芸術作品のテーマになってきた。発表当時より、「神に代わり生命を作り出すことの矛盾」などといった問題が提起されてきたが、AIや遺伝子組み換え技術が飛躍的に発展する今日において、ますます現実味を帯びた現代的なものとなってきている。

本展では「フランケンシュタイン」で提起された、いくつかの問題を考察すべく、バイオテクノロジーや生物を使った芸術潮流「バイオアート」の騎手として注目される、国内外のアーティストの作品を中心に公開。活動が多くの作家に影響を与えたロバート・スミッソンや、科学やデザインなどの領域を超えた研究・実践を行うアーティスト集団のBCL、国内からは生き物との協働作業によって作品制作を行うAKI INOMATAらが参加。

「蘇生」、「人新世」、「生政治」の3つの章で構成された空間から、「フランケンシュタイン」の諸問題を読み解く、大注目の展覧会だ。

「2018年のフランケンシュタイン
– バイオアートにみる芸術と科学と社会のいま」

会期/2018年9月7日(金)〜10月14日(日)
場所/EYE OF GYRE – GYRE 3F
住所/東京都渋谷区神宮前5丁目10−1
TEL/03-3498-6990
時間/11:00〜20:00
休館/無休
URL/gyre-omotesando.com/artandgallery/bioart/

Text:Akane Naniwa

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