お弁当の魅力をアート体験!?「おべんとう展」東京都美術館
![料理:大塩あゆ美,写真:平野太呂『あゆみ食堂のお弁当』(2017)](https://numero.jp/wp-content/uploads/2018/08/367fb19eb221a6c76d1f6f2483b802ca.jpg)
Text : Manami Abe
古くから、日本人の生活に深く根付いてきた「おべんとう」。その小さな箱の中には、自分や家族、地域の人々など、作る人と食べる人をつなぐ物語が詰め込まれている。 そんなお弁当の魅力を体験・発見できる展覧会が、東京都美術館で開催されている。コミュニケーションツールとしてのお弁当をテーマに、写真やアニメーション、インスタレーションなどを展示。”食べること” をデザインするイーティング・デザインのパイオニア、マライエ・フォーゲルサングをはじめ、8名のアーティストや料理人などが参加している。
![阿部了『ひるけ』(2018)](https://numero.jp/wp-content/uploads/2018/08/cd7861c61005b29caa8625ef4167164a.jpg)
![北澤潤 『FRAGMENTS PASSAGE -おすそわけ横丁』イメージスケッチ(2018)](https://numero.jp/wp-content/uploads/2018/08/ca724612c32d342c891eea31b62778bb.jpg)
![『白陶朱漆組合せ瓢成り弁当』(個人蔵)](https://numero.jp/wp-content/uploads/2018/08/a7423daa1cd82de91246777ea56eed75.jpg)
ほかにも、江戸時代に使われていたお弁当箱や世界のお弁当箱の展示、そして、アーティストらによるワークショップなど、関連プログラムも盛りだくさん。
日本独自のお弁当文化を、ユニークな目線で見つめ直すこの機会に、新たな魅力を発見したい。
BENTO おべんとう展―食べる・集う・つながるデザイン
会期/2018年7月21日(土)〜10月8日(月・祝)
会場/東京都美術館 ギャラリーA・B・C
住所/東京都台東区上野公園8-36
入場料/一般 800円、大学・専門学校生 400円、65歳以上 500円、高校生以下 無料
時間/9:30~17:30(金曜日は20:00まで)
※8月の金曜日は、サマーナイトミュージアムにより21:00まで
休室/月曜日、9月18日(火)、9月25日(火)
※8月13日(月)、9月17日(月・祝)、24日(月・休)、10月1日(月)、8日(月・祝)は開室
TEL/03-3823-6921
URL/bento.tobikan.jp/