イサム・ノグチの12年ぶりとなる本格的な回顧展
世界でその名を知られる彫刻家、イサム・ノグチ没後30年を迎える今年、国内12年ぶりの本格的な回顧展「イサム・ノグチ─彫刻から身体・庭へ─」が、東京・初台にある東京オペラシティ アートギャラリーにて9月24日(月)まで開催。
世界を横断しながら生き、彫刻をはじめ舞台美術や家具、照明器具「あかり」のデザイン、陶芸、庭、ランドスケープ・デザインまでと、幅広い制作を行ったイサム・ノグチ。没後30年を迎える今年、なお強い人気を集めている。
国内では12年ぶりの本格的な回顧展となる本展。
第1章から4章にわたり、ノグチの作品と身体性への問いを軸に、海外・国内の80余点に及ぶ活動の全容を紹介。その他にも、日本とノグチの関わり合いや、彼が最晩年に手がけた庭や公園、ランドスケープなど、大地を素材とする「彫刻」作品も。
また作品のみならず、世界文化の編集者として歩んだもうひとつの素顔も、年譜や豊富なアーカイブ・フォトとともに見ることができる。イサム・ノグチの魅力を全面に感じる展覧会、お見逃しなく!
「イサム・ノグチ─彫刻から身体・庭へ─」
会期/2018年7月14日(土)〜9月24日(月)
場所/東京オペラシティ アートギャラリー
住所/東京都新宿区西新宿3丁目20-2
時間/11:00〜19:00(金・土は11:00〜20:00、入場は閉館30分前まで)
休館/月曜(祝日の場合は翌日休)、8月5日(日・全館休館日)
入場料/一般1,400(1,200)円、大・高生1,000(800)円、中学生以下無料
電話/03-5777-8600
URL/www.operacity.jp/ag/exh211/
Text:Akane Naniwa