レオとブラピ、『ブロークバック・マウンテン』出演を断っていた!? | Numero TOKYO
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レオとブラピ、『ブロークバック・マウンテン』出演を断っていた!?

©Bang Media International
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レオナルド・ディカプリオ(Leonardo DiCaprio)とブラッド・ピット(Brad Pitt)が『ブロークバック・マウンテン』出演のオファーを断っていたという。

最終的にはアン・リーが監督を務めた同作で当初メガホンを取る予定になっていたガス・ヴァン・サントによると、ストレートのジェイク・ギレンホールとヒース・レジャーが演じたゲイのカウボーイらの役には、ブラッドとディカプリオの他にもマット・デイモンやライアン・フィリップが候補に挙がっていたそうだ。

ヴァン・サント監督はインディーワイアで当時をこう振り返る。「誰もやりたがらなかったんだ。僕は当時作品に関わっていて、インパクトのある有名人のキャストが必要だと感じていた」「でもそれは上手くいかなかった。お決まりのレオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット、マット・デイモン、ライアン・フィリップとかに声をかけたけど、みんなにノーと言われた」

今振り返ってみるとなぜその作品を降板したのか分からないというヴァン・サントだが、キャスティングが難航したことにも原因があったとみているようだ。

「僕が出来たこと、そして恐らくすべきだったことと言えば、主役の俳優のことはそこまで気にせずに、もう少し名の知られていない俳優をキャスティングすればよかったということだ」「でもそういう気分になっていなかった。なぜかは分からないけどね。僕のちょっとしたミスだろうね。何かは分からないけど、自分の中でかみ合っていないところがあったんだろう」

そして同作で製作のほか、ラリー・マクマートリーと共同で脚本も執筆したダイアナ・オサーナも、そのブラッドら大スターの面々が全員出演を断ったことが事実であると認めている。

『ブロークバック・マウンテン』はアカデミー賞で8部門にノミネートされ、作品賞こそサンドラ・ブロックとドン・チードル主演の『クラッシュ』に奪われたものの、監督賞、脚色賞、作曲賞で受賞に至るなど高い評価を受けた。

また、ブラッド・ピットとレオナルド・ディカプリオは、クエンティン・ タランティーノ監督の4年ぶりとなる新作『Once Upon a Time in Hollywood(原題)』で共演が決まっており、すでに撮影を開始している。

この新作映画は、1969年のハリウッドを舞台に、実際に起こったチャールズ・マンソンによる女優のシャロン・テート殺害事件をテーマにしたもの。今回レオナルド・ディカプリオがインスタグラムにアップし話題となった2ショットでは、二人は撮影セットで60年代風ファッションを身にまとっている。

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日本公開は2019年下半期を予定している。

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Photo:bangshowbiz

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