陶芸家・吉田直嗣の白と黒のうつわ、渋谷Graphpaperにて個展開催
陶芸家・吉田直嗣氏の展示が渋谷「Graphpaper」にて7月14日(土)〜22日(日)まで開催。3度目となる今回は、今までにない独創的な作品から日常的に使用できるものまで様々なうつわがお目見えする。
白と黒のモノトーンのうつわを中心に制作する陶芸家・吉田直嗣。師である陶芸家・黒田泰蔵の白いうつわとはまた違う、ミニマルながらも力強く存在感のある作品を作り上げる。
今回で3度目となるGraphpaperでの個展では、今までにない手法を用いた独創的な作品から日用的に使用できる定番のものまでさまざまなうつわを展示。美の感覚を削ぎ落とすことなく、圧縮していくことで初めて生まれた造形、表情豊かな白と黒の奥深さに注目したい。
「均整のとれた器を美しいと感じるように、落ちている落ち葉や石もまた同じように美しい」。そう語る吉田直嗣氏。展示作品にはルールに縛られない自由で寛容な姿勢も見てとれる。
突き詰められたモノトーンの美しい佇まい、陶芸家・吉田直嗣氏のにじみ出る独自の感性をその目で見て感じてほしい。
吉田直嗣 展
会期/2018年7月14日(土)~7月22日(日)
会場/Graphpaper
住所/東京都渋谷区神宮前5-36-6 ケーリーマンション1A/2D
時間/12:00~20:00
TEL/03-6418-9402
URL/www.graphpaper-tokyo.com/
Text:Sakina Noda Edit:Masumi Sasaki